第16話 念願の

2023年8月某日、この日、三葉は、

一応複業である、パートが、午前上がりなので、帰宅した、

三葉は、自室から、

Amazonで購入した、エアブラシを0.3から0.5に変えて、

2台のミニ四駆のボディーを赤系と青系の塗料でそれぞれ、

ボディーとウイングの色を別々に塗装して、

シャーシ別で色の配置を変えて塗装を、終えた三葉は、


「よし、塗装の仕方は、いまいちだったけど、

まぁ、コンテストとかに出場するわけでは、無いから、別にいいや」


三葉は、初めてのエアブラシによる塗装を終えて、次回に向けて課題を見つけていた。


「ただいま、お姉ちゃん、玄関先で、ようやく塗装したの?

へぇ~綺麗に塗装出来ているじゃん」


「ありがとう、道流、ビギナーズラックだよ」


三葉は、道流のお世辞抜きの正直な感想を聞けて、

三葉は、ルンルン気分になった。


「道流、今日は、早かったね?」


三葉の疑問に道流は、


「今日は、異常高温で全部活が、切り上げ終了になったのよ」


道流の説明に三葉は、


「そうだよね~ 今日は、異常に暑いからね~」


この日、三葉の住んでいる都市では、この夏、異常気象に襲われ、

全国的に高温の都市が数十カ所にもなった。


「そのおかげで、帰りに、友達とプールに行こうと思って、ネットで混雑状況を見たら、どれも、混雑していて、入場が不可になっていたんだよ、

それで、エアコンの効いている図書館に行ったのだけど、

そこも、満員で入館出来なかったのよ」


「それは、悲惨だったね、でも、家には、エアコンは、どの部屋にも無いのよ、

在るのは、扇風機だけだよ、ファミレスの方が、涼しいと思うけど」


三葉は、道流に同情しながら、エアコンの効いている、ファミレスを勧めるが


「一応、ファミレスで涼んでいたのだけど、デザート食べ終わったあたりで、

涼みを求めた客がぞろぞろ来店してきて、店内温度が急に上がって、会計して、

解散して、帰って来たよ」


その発言に三葉は、


「それは、気の毒だったね」


「おかげで、家の方が涼めるよ」


その発言に三葉は、涼みを求めて炎天下の中、頑張って帰宅した、

道流に同情した三葉だった。

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