第4話 言葉とこころ
私がきらいな言葉のなかで、「キモい」という言葉がある。
「気持ちが悪い・不気味だ」という意味なのだろうが、使い方がどうもうーん😓となる。
この言葉は単に気持ちが悪いという意味だけではなく、相手に対しての攻撃性がある。自らを守るための攻撃性だ。
例えば、相手が自分に対して親切過ぎると感じたとき、この言葉を使えば、相手に自分との距離を認識させ、相手に少なからずダメージを与えることになる。
また、相手が突出した能力を発揮したとき、この言葉を使えば、「きみ変だよ、自分は普通だけどね」ということになり、相手を下げ、自分を上げることができる。物事に熱心に取り組んでいる人達に対して使っているのも同義だ。
人間は小さい。小さいから自分を守る言葉が発展していく。
なるべく健やかな言葉を使っていたいと思う。
最低限、自分が言われて傷つくことは他人には言わないようにしていたい。
「キモい」と音が似ているが、「キヨい」という言葉が流行ったら良いと思う。
良い行いをしたとき、悪いことを我慢したとき、相手への尊敬の気持ちを伝えたいときなどに使う。
「あの人、もう二週間も禁煙してるんだって。キヨいよね」のように…🚬
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