1119 自作版MV製作

 みなさま、こんばんは。

 宮草です。


 夕飯中の兄との会話。


「お兄ちゃん、今日友だちの家でなにやってたの?」


「映画見て、ゲームしてた。はつかは?」


「テレビ見て、小説書いてたよ」


「ふーん」


「仲間が仲間をなぶり殺しにするシーン書いてた」


「………」


 ドン引きされました。

 えぇー。ラノベなら、このくらいフツーだよね?(宮草のフツーとは。)


 それはそうと。今日は時間がたっぷりあったので、たっぷり小説を書こうと思ったのですが、結局、あんまり書けませんでした。


 いやねぇ、パソコンは開いたんだよ。小説のワードページも開いたんだよ。それで、音楽を聴こうと思って、YouTubeを開いたんだよ。


「あっ、YOASOBIさんの新曲がある。ポケモンの主題歌っぽい。聴いてみよー」


 あんまりアーティストに詳しくなくて、最近のアニメも見ていないのだけれども、YouTubeのトップページに載る音楽をたまに聞き回っています。YOASOBIさんは人気ですよね。最近よく見かけるので、聴いちゃいます。


「あー、良い曲。これは片翼っぽいな。ふむふむ、ふむふむ……」


 みなさんは曲を聴くと、頭の中で、自作のどれに合っているかなんて妄想しませんか?


 私、もはや無意識で、頭が考えてしまうんですけど。そして瞬時に、自作版のMV製作に取りかかってしまうんですけど。


「あっ、『勇者』って曲もいいね。これも片翼っぽい。そういえば『祝福』も聴いてなかったな。おぉ、これも片翼っぽい」


 今度、長編化しようと思っている片翼小説の脳内MV製作ばかりがはかどりました。3曲エンドレスルーティンで、1時間。端から見れば、パソコンの前でフリーズしている人にしか見えません。


 思う存分音楽を堪能して、ハッと我に返ります。


 目の前には、今書いている梟小説の、白紙のページ。


「しまった! なにも書いてなかったー!?」


 目の前の話を書かずに、別の話を考えていること。よくあるよね?


 まぁ、なんだかんだで、なぶり殺しシーンは書けたので、ひと段落はしました。


 ではでは~。





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