Day6 アバター
いつものようにオンラインゲームをしていたときにふと思う。ネットでアバターをつくるように、リアルでも演じればいいのだと。
私にとってのアバターは、自分であって自分ではない、かぎりなくフィクションに近いものだから。
メイクで、洋服で、アバターをつくって着替えて演じれば、生身の私は安全圏。
心ない言葉も、ねじれた悪意も、『私』までは届かない。
まだ明るい夏の夜。冷えたビールをのどに流しこむ。
ありがとうアバター。
今日も一日お疲れさまでした。
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