第6話 学校に届いた文書
新潟で椋木先生の目撃情報が寄せられ、新潟県警で捜査はしたものの「椋木先生本人である確証は低い」という回答で、まだ解決には至っていない。
そして、行方不明の騒動から1ヶ月が経過した10月、学校に一通の手紙が届く。
手紙には「私、椋木は新潟県内を転々とし過ごしています。日本全国の方々にご心配・ご迷惑おかけしてごめんなさい。」と書いてあった。
しかし、副担任の帆足先生や2Aの生徒から「椋木先生がこのような書き方はしないと思うし、筆跡に違和感がある」と指摘があり、送られてきた手紙をよく調べた所、椋木先生とは無関係の人物がイタズラで送ってきたことが判明。
「おそらく椋木先生の行方不明の報道を観て、この手紙を書いたのだろうが悪質極まりない。我々は椋木先生の無事を祈っているだけにこういった行為は本当にやめていただきたい。」と校長が生徒・教職員一同の代表としてコメントを発表した。
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