第3話 昭和のよき時代

 モンブランを一口食べ、子供の頃を思い出していると、

――昔はもっと大きかったような気がするな――

 と清水刑事は感じたが、だからと言って、残念に思っているわけではない。

 今の時代は昔に比べて、いいものを少量という時代なのかも知れないと思っていて、さらに以前は小学生で自分自身が小さかったこともあって、記憶には大きなものだとして刻まれていることに気付いたのだった。

 清水刑事は、コーヒーに砂糖を入れ、ミルクは使わない。

――ミルクを使うと、せっかくのコーヒーの味が落ちるからだ――

 と勝手に思っているが、チェーン店でのコーヒーを飲む時にミルクを使わない理屈とは異なっていた。

 チェーン店のコーヒーにミルクを使わないのは、

――元々味が薄いのに、ミルクを入れると、それほど苦みが消えるわけではないコーヒーがたださらに薄くなるだけなので、苦みだけが倍増する気がする――

 という理由からだった。

 本格派のコーヒーでミルクを使わない理由とはまったく違ったものだったのだ。

 だから知らない人は、清水刑事が単純に、コーヒーのミルクが嫌いなだけだと思うことだろう。確かに、コーヒーに遣うミルクは実際には嫌いであるが、コーヒーに入れる入れないの理屈は。それ以前のものだったのだ。

 モンブランを一口食べて、コーヒーを一口飲み干すと、清水刑事はやっと意を決したかのように仕事を始めたようだ。

「マスターは、こういう男性をご存じでしょうか?」

 と一枚の写真を見せた。

 その写真は、鳥飼次郎のうん天免許証の写真だった。

 マスターがその写真を見ていると、女の子も寄ってきて、一緒に写真を見ていた。

「これ、鳥飼さんじゃない?」

 と、最初に答えたのは、女の子の方だった。

 そう言われてマスターが再度手に取ってみると、

「ああ、確かに鳥飼さんだ。あの人はいつもニコニコしているので、こんなすましたような表情を見せたことがなかったので、すぐに分からなかった」

 と、マスターは言い訳をした。

 それを聞いていた女の子もしきりに、

「うんうん」

 と頭を下げていたが、まったくその通りだと言っているのだろう。

 確かにいつもニコニコしている人を見ていると、どれが本当のその人の顔なのか分からず、普段一番多い表情を写真に魅せられても、すぐにはピンとこないくらいではないだろうか。

「そんなに、鳥飼さんというのは、表情豊かだったんですか?」

 と辰巳刑事が聞くと、

「ええ、まあ、表情は実際には一つじゃなかったかと思うんですが、その理由は表情を見ていると、その時の感情の度合いが何となく分かるんですよ。それは、感情ごとに表情を変えているわけではなく、自然と変わっているからなのではないかと思うんです。だから鳥飼さんの表情って、案外種類としては少なかったんじゃないでしょうか?」

 とマスターは言った。

「なるほどですね」

 と辰巳刑事は納得していたが、

「実は今刑事さんからそう言われて、考えてみるとそれを思い出したんですよ。鳥飼さんという人は、表情が豊かだったということを思い出すと、人にあらたまって言われた時に、さらに深く感じてみると、そんな今まで感じたことのなかった感覚を覚えたとでもいうんでしょうかね」

 とマスターがいうと、またしても、その横で女の子がニッコリと微笑んでいた。

「このお店のような昭和の懐かしさを感じさせるお店だと、結構常連さんが多いんでしょうね?」

 というと、

「ええ、ほぼ常連さんでもっているようなものです。やはり若い人は、おひとりでは入りにくいんでしょうかね。たまにインスタ映えというんですか? ネットに挙げるのを目的に訪れる若い人はいますけどね」

 と、マスターは言った。

 やはり若い人の中にも、レトロな雰囲気が好きな人は結構いるのだろうと、清水刑事は感じていた。

 確かにインスタ映えを目的に来ている人はいるだろう。しかし、インスタ映えを目的にくるのだとすれば、少なくともこの店の雰囲気を、

「人気が出る。注目される」

 として見ているわけである。

 その人に表面上、興味があろうとなかろうと、他に興味を持つ人がたくさんいると認めていることは、やはり、無意識にその人も好きなのだろうと思うのだった。

「ところでですね。この鳥飼さんなんですが、昨日死体で見つかりました」

 と辰巳刑事がいうと、

「えっ、そうなんですか? それはビックリです。殺されたか何かしたんですか?」

 とマスターが聞くと、

「どうして殺されたと思われたんですか? 殺されるような何かがあったのでしょうか?」

 と辰巳刑事は訊いた。

「いえいえ、刑事さんがわざわざ聞き込みに回っているということは、自然死や事故ではないということですよね。あるとすれば自殺か、殺人かということになる。正直自殺するような人ではなかったので、殺人の方が可能性が高いと思って訊ねたわけですよ」

 と、落ち着いて答えた。

「そうですか。いや、おっしゃる通りなんですが、自殺ということは確かに考えられません」

 と辰巳刑事は言って、警察が自殺はありえないと思った結論を思い出していた。

 被害者はナイフによる刺殺であり、凶器は胸に突き刺さっていた。他に傷もないので、鑑識結果によるように、死因は胸の刺し傷である。凶器のナイフを引き抜くと、夥しい血液が流れ出ているはずであり、ナイフを抜き取らなかったのは、当然犯人が返り血を浴びたくなかったというのが本当のところであろう。

 さらにナイフには指紋はまったくついていなかったという。被害者は死んだ時手袋をしていたわけではないので、死んでから自分で手袋を外せるわけもないし、やはり、犯人が手袋をした手で、被害者を一突きにしたと考える方が自然である。

 もう一つの理由としては、突き刺さっていたナイフの角度である。

「これは自分で刺すことのできない角度に突き刺さっている。いくら両手で持ったとしても、胸の真ん中を刺すわけではなく。心臓なので少し左側に刺すことになる。自分で刺せば、利き腕の力が強いとして、もし右利きであれば、右から左に力が強く働くことになり。自分の身体の前から後ろに向かって貫かれる形になり、身体の外側へと離れていくことになるはず。

 それなのに、ナイフは身体に真正面から突き刺さっている。その方が傷口が小さく、血が噴き出す隙間もなくなるということで、これほど性格につき貫かれるということは、自分では差していないということの証明と言えるのではないだろうか。

「ゆえに、これは自殺では絶対にありえないというのが、鑑識の見解です」

 ということだった。

 最後のナイフの角度の見解を聞くまでもなく、自殺ではないことは当たり前に思えた。あくまでも最後の件は、

「ダメ押しの意見」

 であり、刑事としての勘によらなくても、一般人が考えても分かることであろう。

 となると考えられるのは殺人しかないと考えられるが、マスターの意見としても、被害者は自殺をするような人ではないという認識を持っているのであれば、それも自殺ではない証明と言えるのではないだろうか。

「殺人ということになると、何か恨みを買っていたかも知れないということでしょうが、正直、この店に来ている鳥飼さんを見る限り、よく分からないんですよ。いつも一人でいて、誰かと話をしているところを見たこともないし、電話がかかってくるという様子もなかったからですね」

 とマスターは言った。

「このお店で誰か親しかった方はいますか?」

 と聞かれたマスターは、

「さあ、どうでしょう? 人から話しかけられると、結構話題性のある人なので、会話には事欠かなかったようだけど、自分から人に話しかけにいくことはなかったので、もし親しい相手がいたとしても、表から見て分かるような仲良しの人はいないような気がしますね」

 と言っていた。

 確かに、親しい人がいなくても、そこにいるだけで、話しかけてもらえる人もいるようだ。その人が人徳だというよりも、話題性が豊富であったり、いろいろ話をすることで、話しかけた人も勉強になるような相手であれば、誰でも話しかけたくなるというものだ。マスターの話しぶりから考えると、きっとそういうタイプの人間なのだろうと思うのだった。

 すると、ちょうどそこに一人の男性が入ってきた。彼はマスターがすぐに誰かと会話中であるのを悟ったようだが、気にすることもなく、カウンターに腰かけた。

 マスターが話し中であるのが分かっているのに、カウンターにわざと腰を掛けるというのは、彼が常連で、その席が指定席なのではないかと思わせた。

 彼はなるべくカウンターの二人を意識しないようにしていたようだが、意識をしているのを隠すのが苦手なようで、そういう意味では彼は正直者なのだといえるだろうと、感じた。

「いつものコーヒーで」

 と言ってスマホを取り出してその画面を見ようとした彼が気になったのは、二人が先に注文したモンブランだ。

 よく見ているとおいしそうに見えたのか、次第に彼の視線が熱くモンブランに注がれているのを感じたが、彼は我慢できなくなったのか。

「僕もモンブランをもらおう」

 と言って、ニコニコして二人の刑事を見た。

 最初は無視しようと思っていたが、ひょんなことからモンブランが取り持ってくれた仲のように感じられ、彼自身、照れ笑いをするしかなかった。

 マスターはそんな彼を見ながらニコニコと笑っていた。最初は何が起こったのか、どうして彼が照れ笑いをするのか分からずにいた二人の刑事も、話しかけるチャンスだと思ったのか、

「常連さんですか?」

 と訊ねると、

「ええ、ほぼ毎日来ていますよ」

 と言った。

「ここはなかなかレトロな雰囲気でいいですよね。昭和を思い出せる感じがするんですよ」

 というと、その人も、

「私もギリギリ昭和を知っている年代の一人ですからね。マスターよりもいくつか年は上です」

 と言ってニコニコと笑っている。

「昭和という時代は、今からは信じられないような時代だったような気がします。ビデオが一軒に一台あったというわけでもなかったし、CDなどが普及し始めたくらいでしょうか? まだレコードやカセットテープなどがほとんどで、電話もケイタイなどもなく、テレフォンカードが主流だったですものね」

 というと、

「そうそう、パソコンもマウスなどもなくて。こーボードの矢印キーだったり、エンターキーが主流でしたよ」

 とマスターが答えた。

「そんな古い時代だったんですね?」

 と、マスターとペアルックの女の子が驚きながら答えたが、正直生まれですら二十一世紀くらいだろうから、昭和などの時代には、影も形もなかったことだろう。

 それを思うと、時代の流れに著しさを感じ、

「ついこの間まで昭和だったような気がするんだよね」

 とマスターは言った。

「僕は伊藤博文の千円札は懐かしいですよ」

 とさっき入ってきた客がいうと、

「いやあ、僕は子供の頃、五百円札がありましたよ」

 とマスターが言った。

「五百円札って誰でしたっけ?」

「岩倉具視」

 というと、

「何をした人でしたっけ?」

 と客がいうと、マスターは答えられなかった。

「明治維新前後での公家の代表」

 というのが一番なのだろうが、マスターは言葉が見つからないようだった。

 さらに昭和から平成に変わる頃というのを思い出してみると、いろいろと面白いものもあった。それを思い出しているのがマスターで、

「そういえば、鳥飼さんもこの店に来た時、昭和が好きだって言ってたよな」

 とマスターは昭和という発想からなのか、それとも刑事が訊ねてきたのが、

「鳥飼が殺されたことだ」

 ということを意識してからなのか、その時のことを思い出したようだ。

「鳥飼さんって、そんなに年でしたっけ?」

 ともう一人の客が言ったが、どうやらこの人も少なくとも鳥飼という客の存在は知っているようだった。

「ああ、そうだね。ここで、昭和のクイズのようなことをやったものだよ」

 本当は尋問しているのは刑事の方だったのだが、話が被害者である鳥飼の話になり、しかも相手が鳥飼を最低でも知ってはいる人間ということもあり、黙って聞いているだけで、こちらのほしい情報が得られそうな気がしたので、敢えて口を挟むようなことはしなかった。

「どんなクイズをしたんですか?」

「じゃあ、ここで再現と行こうか?」

「再現?」

「ええ、その時のクイズをここでやってみようって寸法ですよ。面白くないですか?」

 とマスターがいうので、

「それは面白いですね」

 と、清水刑事が乗ってきた。

 もう一人の男性が、鳥飼が死んだのを知ってか知らずか、マスターは、ひょっとすると、鳥飼への追悼の意味もあり、このようなクイズの再現を言い出したのか、それであれば、刑事としても、それに乗っかりたいと思ったのだ。

「じゃあ、四人でまいりましょう。そのクイズというのは、昭和が平成に年号が変わったその前後、どのようなことがあったかというのを、並べていくんですよ。三十年くらい昔のことなので、幅を持たせて、前後三年くらいであれば、いいんじゃないかということにしましょうね。それにね、まあ、クイズと言っても、答えを出していくだけなので、優劣をつけるもおではないんですけどね」

 とマスターはいい、最初に自分から答えた。

「では私から言いましょう。まずは、国営の柱が民間に変わったなんてのはどうですか?」

 というと、もう一人の男性が、

「なるほど、国鉄がJR、電々公社がNTT、専売公社が日本たばこってやつですね?」

「ええ、そうです」

「じゃあ、企業という意味でいくと、プロ野球で二球団が身売りして、本拠地も移った」

「なるほど、南海がダイエーに、阪急がオリックスにという頃ですね。そういう意味で行くと、昭和の頃は関東、関西という二大地域に球団が集中していたということと、鉄道会社が球団を持つというのが昭和だったということだったのかも知れないな」

 と、もう一人の客は言った。

「これは、少しマイナーな話だとは思うのですが、当時あった相互銀行が普通銀行に変わっていったのも、確か平成元年だったと思いますね」

「ああ、そうそう、覚えていますよ。通帳が変わりましたものね。でもね、もう一つ忘れてはいけないものが始まっているんですよ。分かりますか?」

 と言われて、誰もが一瞬言葉が出なくて。場は膠着したが。それを待っていたかのように口を開いたのが清水刑事だった。

「消費税の導入……。さらに言えば、バブル経済の崩壊などですかね」

 というと、まわりが一気に膠着から解き放たれ、

「そうそう、それがあった。一瞬息苦しい気分になったけど、言ってくれてよかったです。お客さん、よく覚えていましたね?」

 ともう一人の客がいうと、

「ああ、いえいえ、偶然ですよ。ねえ、マスター、鳥飼さんとこういうクイズをされていたんですか?」

「ええ、そうですね」

「鳥飼さんはその頃ってまだ子供だったと思うんですが」

「ええ、でもあの人はその時代が好きだったので、別にそれでよかったんですよ。研究熱心な人だったからですね。自分の興味を持ったことはどんどん研究する方だったんですよ。それがあの人の一番いいところではなかったでしょうかね」

 とマスターはそう言って。遠い目をした。

 その様子を見たもう一人の客は、やはり鳥飼が殺された事実を知らないのだろう。

「どうしたんだい? マスター」

 と気楽に声をかけた。

「いやぁ、実はね」

 と、マスターが話しづらそうにしながら、清水刑事をチラチラ見るので、それを察した清水刑事は、警察手帳を提示し、この時とばかりに、話し始めた。

「実は我々は警察の者なんだけどね。その鳥飼さんが、先日亡くなったんですよ。それでいろいろお聞きしたいとこちらに寄ってみたんですが」

 というと、

「あれれ、鳥飼さん亡くなったんですか? 刑事さんが来られているということは殺されたか何かですね?」

「ええ、それで鳥飼さんのことについてご存じならお教えいただきたいと思いましてね」

 と清水刑事は言った。

 それを聞いて、その客は少し困ったような顔をしていた。

「それがね、僕もあまり詳しくは知らないんですよ。亡くなった人のことをあまり悪くいうのは憚るんですが、あまり話をしたこともなくてですね。まあ、それもあの人が話下手だったのと、協調性がほとんどない人だったので、気の合う人としか話をする人ではありませんでした。だから、今マスターから、あの人とクイズなんかしたって聞いたものですから、ビックリしてそれでどんな内容だったのか興味を持ったというわけです」

 というと、さらに思い出したかのように続けた。

「あっ。そういえば、さっきも話が出ていましたけど、確かにあの人は自分が興味を持ったことは、とことん調べるところがあるのは本当のようですよ。ここである時別の話題になった時、皆そんな話題が出たことなど忘れていたくらいなのに、そのことについて、ネットや図書館で調べてきたと言って、かなりの量の、まるでレポートのようなものを作ってきたのを見た時、ビックリしましたね。好きなことに興味を持つことと、持った興味を徹底的に調べ上げて、それをまとめる能力には頭が下がりましたよ」

 と言った。

「なるほど。それだけ研究熱心な人は得てして、孤独だったりすることもあると言いますから、鳥飼さんもそうだったのかも知れませんね。協調性がないというのも、実はただそう見えただけで、実際に話をしてみると違ったかも知れない。そんな気がします」

 と、横から辰巳刑事が言った。

「ただ、あの人の特徴としては、女性にモテたというのが、僕の印象でしたね。それほどイケメンでもないし。それなりに年は取っているし、どこがいいんかって思いましたが、今の話で何かが分かったような気がします。きっと気が合う女性がいれば。結構話がはずんだりしたんじゃないですかね」

 と、その客は言った。

「そういえば、そうかも知れない。鳥飼さんが一時期忙しくてこれなかった時も、一人の女性が鳥飼さんを気にして、毎日のようにここに来ていたんですが、その時の彼女は会えないことを寂しがっている様子はなかったんですよ。自分は彼を待っている自分に酔っているだけというような雰囲気に感じたので、結構いいお付き合いをしているんじゃないかって思いましたね」

 とマスターは言った。

「鳥飼さんというのは、どんなものに興味を持っていたんでしょうね?」

 と清水刑事がいうと、

「それは、その時々で違っていたような気がしますよ。歴史だったり、スポーツだったり、時には本当に女性のことだったりと、下手をすれば、来るたびに興味が変わっていることもありました」

 とマスターが言った。

「さすがに一日で興味が変わるということはないとは思いますが、頻繁に変わることもあったということかな?」

 と清水刑事が聞くと、

「ええ、そうですね。ただ、それはあの人の精神状態に影響していたかも? 精神的に落ち着かない時は、興味が比較的コロコロ変わっていたような気がしますね。ただ、人間というもの。そんなものではないでしょうか? 今から思えば、彼は目立たないけど、精神的な浮き沈みが激しかったような気がしますね」

 とマスターが言った。

「それは二重人格的ということですか?」

「それは違うと思います。彼は気移りをするように見えたけど、意外と芯はしっかりしているんじゃないでしょうか? マスターもそう思わないですか?」

「そうですね」

 と曖昧な答えしか返ってkなかった。

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