第三話:弱い
能力が発現してから一夜明け、私はどれくらいまでなら止めれるのかとか、どういうことが出来るのかとかを確かめることになった。
「時間止めるときのコツみたいなのってあるの?」
「そうねぇ、最初のうちは止めたいものを頭の中でとにかく念じることをしておけば止めやすいんじゃないかしら。まあ、慣れればそのうち頭の中で少し考えるくらいで止めれるようになるわ。」
「わかった。ありがとうお母さん!」
教わったことを意識しながら、まずは握りこぶし一個分ほどの石で試してみた。これは楽勝だった。次は少し大きめの木箱。これも少し苦労したけど何とか止めれた。
これくらいできれば大丈夫だろうと次は時間を戻すことをやってみようと言われた。これも念じれば行けるとのことだった。しかし、投げられた石でも戻すことはできなかった。この時点で私は物の時間を止めることくらいしかできないことが分かった。
空間の時間を止めたり、圧縮、拡張したりするのは時間を巻き戻すよりもはるかに難易度が高いからである。
「うーん、ちょっと...残念な結果になってしまったわね。でも、昨日言ったこと覚えてるでしょ?鍛えれば最初弱くても強くなるって。だから頑張りましょ!」
こうして自分の能力はあまり強くない状態でスタートした。たとえ最初が弱くても、いつかは必ず強くなれるはずだ。
とはいっても、翌日から早速能力の訓練が始まったわけではなく、どちらかというと武器の扱いの訓練が始まった。この世界で主に使われている武器は多い。
大剣、斧、鎌、両刃の剣(某トラウマの白ウナギが持っていたような武器)、杖、ハンマー、魔装脚、刀、そして弓。多い、多すぎる。
だがこの中で私が特に目を惹かれたのは、鎌だ。前世で中二病が少しあったのもあって、めちゃくちゃ実際に使ってみたかったからである。
そうして私が使う武器も決まり、訓練がスタートした。
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はいここで中の人登場。
現在あらすじからストーリーがずれて崩壊寸前となっております。
なので次の話らへんで一回設定とあらすじの内容を少し変更すると思います。その時はご了承願います。
まあ設定崩壊には早すぎる気もしますが、個人的に作ったはいいもののあまり気に入らないものが一個あったのでね。仕方ないです。では次回もお楽しみに!夜も遅いのでとっとと寝ます。学生なので(編集時23時54分)
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