第7話 証明終了

「君って幽霊なんだろ?」

「だから何でそう思うんだよ」


 いつもの日常。


「他の人には見えていない様だからさ」

「一人が好きなだけだよ。まさかそれだけで俺が幽霊だと?」


 俺は静かに首を振る。


「俺死んだんだ昨日。今朝は誰も話をしてくれない。俺と話せるのは君だけだ。つまり君は幽霊。証明終了さ」






 了


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