第3話 寝れない夢を見た

 寝れなくなる夢を見た。


 目を閉じようが、アロマを焚こうが、薬を飲もうが全く寝れなくなるという夢だ。


 私は冷蔵庫に向かい冷えた水を一杯飲み干し再び布団に入る。


 寝れない事があんなに恐ろしいとは。

 横になった私は頬を摘まんだ。


 頬は餅のように伸び足元に届く。


 あれ?

 目が覚めてるのに今は夢の中?



 了

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