あたしはノーマルだよ!!
グランドギルド-----それは討伐・採取部、商業部、職人事業部の3つを有する大規模組織である。
討伐・採取部門----薬草をはじめとした様々なものの採取、それとモンスター討伐並びに討伐で得た素材の納品、護衛依頼もこの部門に含まれる。
商業部門-----ギルドは世界規模のネットワークを有しておりそのネットワークを利用出来るのは登録者のみである。 (登録しなくとも商業はできる) 討伐・採取部門より納品された素材を優先的に購入できる。
職人事業部----様々な職人(技術者)や工房の登録。
商人への紹介や仲介
グランドギルド登録者は【ギルドカード】を必ず持つ。
討伐部門と商業部門にはランクが存在する。
討伐・採取部門
A ミスリル
B ゴールド
C シルバー
D ブロンズ
F ビギナー
F>D>C>B>Aとランクアップしていくことになる。
商業部門
A 大商人
B 商人
C 商売人
D 見習い
D>C>B>Aとランクアップしていくことになる。
グランドギルドは中立宣言をしているのでどこの国にも従わない。
ギルドカードは身分証にもなる。
「ということになります」
今あたしはギルドに来ている。
そんでもって受付嬢・・・。もといレズリー・ビアンソーさんに説明を個室でうけている。
説明はいいんだけど・・・・レズリーさん・・・・あたしの手を握りながら説明してるのはなんでだろ?こっちの世界の風習?なのかな?
「こちらがギルドカードになります」
手渡されたカードは銀の輝きをもっていた。
「レンさんはCランクスタートになります、理由としてエレメンタルウルフに勝つ能力が認められ低ランクではレンさんにしても、ギルドにしても損失でしかないと判断しました。」
「まあもらえるものはもらっとくけど」
「お仕事の話はここまで、ねえぇレンさん今夜Cランクのお祝いに家で2人で飲まない?」
手をにぎにぎなでなでしながら迫りつつきいてくる。
なんかこわいわこの人・・・・・
「大丈夫飲むだけ・・・・・だから」
今の間はなにー!あ!もしかしてこの人そっち専門?あたしはノーマルだよ!!
やばいべよ!
「ギンガもいるし、用事もあるんでこれで帰る!」
逃げるようにギルドを出た。
ギルドを出てすぐのところで後ろから腰に抱き付かれて見てみるとエステルがあたしを見上げてにぱーとわらっていた。
「「おはようレンお姉ちゃん!ギンガちゃん!」」
ああ・・・さっきの恐怖が消えていく・・・とほっこり。
「ニア、エステル、おはよう!2人はギルドに何か用事?」
「ちがうよお姉ちゃん探してたの!」
「あたしを?」
「うん昨日の食事のお礼に街を案内しようと思って」
いい子たちだ!!
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