第25話 戻る


「船を出せー」

「艦長が持っているかと?」

「そうだった。クルーザーを出してと、のりこめー!」

「おおー!」

「あっおって来やがったぞ」

 兵士がヨロヨロと一応走って来ている。

「おつかれさーん!じゃねー!」

 クルーザーは全開で海の上を走って行く。

 もう運転も慣れたもんだ。

「はやく帰ってビール飲もうぜ!」

「だな!」

「私ジャムパン!」

「あったっけ?」

「なかったらメロンパン!」

「あったっけ?」

「んー、なんで意地悪言うの!!」

「ごめんごめん!」

 サティが拗ねてしまった。

「ダイジロウ!ガチャを回せー!」

「アイアイサー」

 銅色六個、銀色四個、金色一個、そのうちパンが六個、、、銅色はパンばかりだった。

「サティさん、パンです」

「ありがとう!」

 機嫌が良くなったサティはクリームパンを食べながら潮風にあたっている。


「エリーは帝国出身か?」

「そうです」

「そうか。戻りたくはないのか?」

「ありません」

「そうか、それがいいさ。あのままだと帝国は負けだろ?」

「多分そうなると思います」

「生きてりゃなんとかなるって」

「はい」

 エリーは涙を堪え真っ直ぐ海を見ていた。


「島発見」

「ばーか、村だよ」

「なんだ、もう帰ってきたのか」

「なら心ゆくまで海を堪能していけよ」

「やだ!俺も帰る」

 

 開拓村に戻って来た俺たちは家に帰る。

「いやぁ、海も良かったけどやっぱ家が一番だな」

「俺はちょっと酔ったけどな」

 ケンタはどうやら酔ったらしい。

「海綺麗だった」

「そうですね。あんなに綺麗だとは思いませんでした」

 どうやらサティ達も気に入ったみたいだ。

 戦争が終われば行き来も楽になるんだろうな。


 てか、そのまま旅してたら戦争に巻き込まれてたよな。危ない危ない。今の俺たちなら無双できそうだけどな。


 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

ダイジロウ 22歳 

レベル82 職業 冒険者

力 S

防 S

速 A

知 C

魔 C

スキル 柔道 剣術 槍術 盾術 身体強化 生活魔法 水魔法 風魔法 火魔法 土魔法 鑑定 回復魔法 

ユニーク スキル習得アップ アイテムボックス 経験値八倍

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


ケンタ 22歳

レベル90 職業 冒険者

力 S

防 A

速 S

知 A

魔 S

スキル 工作 鑑定 剣術 拳術 水魔法 土魔法 風魔法 火魔法 生活魔法 影魔法 錬金術 瞬歩 回復魔法


ユニーク アイテムボックス 経験値八倍 スキル習得アップ ドロップアップ 

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


ジョー 22歳

レベル171 職業 冒険者

力 SS

防 SS

速 SS

知 SS

魔 SS

スキル 剣術 収納 火魔法 風魔法 土魔法 水魔法 生活魔法 鑑定 古代魔法 瞬歩 空間魔法 転移魔法 時魔法 回復魔法


ユニーク 経験値十六倍 アイテムボックス スキル習得アップ ドロップアップ二倍 地球帰還 アレク帰還 ダンジョン生成 蘇生 車体強化 車内拡張

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


サティ 6歳

レベル50 職業 無職

力 B

防 C

速 B

知 C

魔 C

スキル 火魔法 風魔法 土魔法 水魔法 生活魔法 鑑定 回復魔法 重力魔法 


ユニーク 経験値八倍 アイテムボックス

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


エリー 21歳

レベル32 職業 騎士

力 C

防 C

速 D

知 D

魔 C

スキル 槍術 盾術 火魔法 風魔法 生活魔法 鑑定 回復魔法  


ユニーク  アイテムボックス

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


 エリーにも余っていたガチャでとりあえず覚えてもらった。

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