第8話 ガチャターイム
「お待ちかねのガチャターイム」
ダイジロウがさっそくガチャを回そうとする。
「一人十回づつな」
「なんで?」
「金が手に入ったからってガチャがどれだけ入ってるかわからねぇだろ?それにそれだけ引けばいいの出るだろ?」
「ま、そうか!さて俺から行くぜ」
銅が六十二個、銀が三十九個、金が八個、虹が一個。
「なんだよこりゃ!」
「そういうもんさ」
「つぎはケンタか」
「俺も物欲センサーオフでいくよ」
銅が六十四個、銀が三十一個、金が十三個に虹が二個。
「あー、ダイジロウよりいいけど物欲センサーがでちゃったか」
「次は俺だな」
銅が六十二個、銀が三十一個、金が十二個、虹が五個、
「ずっりぃなぁ!やっぱジョーが持ってくもんなぁ」
「お前が最初にやり出したんだろ?」
「そうそう、運がいいのはジョーの特徴だろ?」
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
ダイジロウ 22歳
レベル37 職業 冒険者
力 B
防 C
速 C
知 C
魔 D
スキル 柔道 剣術 槍術 盾術 身体強化 生活魔法 水魔法 風魔法 火魔法 土魔法 鑑定
ユニーク スキル習得アップ アイテムボックス
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
ケンタ 22歳
レベル39 職業 冒険者
力 B
防 C
速 B
知 C
魔 C
スキル 工作 鑑定 剣術 拳術 水魔法 土魔法 風魔法 火魔法 生活魔法 影魔法 錬金術
ユニーク アイテムボックス 経験値四倍
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
ジョー 22歳
レベル59 職業 冒険者
力 B
防 B
速 B
知 B
魔 A
スキル 剣術 収納 火魔法 風魔法 土魔法 水魔法 生活魔法 鑑定 古代魔法
ユニーク 経験値十六倍 アイテムボックス スキル習得アップ ドロップアップ
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
被ったスキルはサティに取っといて金色からは防具や武器も出た。魔剣ディザイア、魔槍ロンダート、魔盾ガイロード、魔双剣スミスウェッジ、魔装ガイアノート、炎龍の革鎧、などだ。これで俺らもランク相当には見られるだろう。
銅色からはお菓子が出るようになり、銀色からは車のパーツが出て来たりした。なかなか分かってるじゃないか。
もちろん俺は魔剣ディザイアと炎龍の革鎧、ダイジロウが魔装と魔盾と魔槍、ケンタが風龍の革鎧に魔双剣だ。
サティが起きたらこのスキルを上げてレベルアップだな。
俺たちは寝ることにした。
朝起きる、
「おはぁ、ねれたなぁ」
「おは」
「おはよ」
「おはよございます」
四人ともリビングデッドのようにのそりのそりと起き上がり顔を洗っている。
サティにガチャを引いてもらう。
銅四個、銀二個、金四個、虹一個、
「すげーよサティちゃん」
「サティよくやった」
「さて、中身は?」
虹は経験値獲得二倍、金は魔短剣と魔法、
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
サティ 6歳
レベル5 職業 無職
力 F
防 F
速 F
知 F
魔 F
スキル 火魔法 風魔法 土魔法 水魔法 生活魔法 鑑定
ユニーク 経験値二倍
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
これでいいだろう。
サティは魔法か弓で後方支援だ。
サティはさっそく鑑定を使って遊んでるようだ。まあ、すぐにレベルも上がるだろ。
ギルドに行って依頼を見るがオークの討伐があるくらいでほかに目ぼしいものがない。
「しゃーねーな」
「今日くらい休んだら?」
「俺らこっち来てからずっと動きっぱなしだぜ?」
「しゃーねーか、今日は休みだ」
「やっふー!」
「んじゃ何処行くよ?」
「サティのものが足りないから買いに行くか。ついでに俺らのも」
「賛成」「おう」
サティの革鎧は特注になるからちょっと時間がかかるらしい。武器も一緒だ。
俺らの日用品も買ってアイテムボックスに入れて行く。
「ほれ」
サティがずっと服の裾をもってるから手を握った方がいいと思う手を出した所喜んで手を握り返して来る。
「いいねぇ、パパやってるねぇ」
「お前らもやれ!」
「サティはジョーがいいみたいだよ」
「はぁ」
飯屋に行って飯を食う。その時もがっつくからゆっくり食べるように言う。
「ジョー、ありがとう」
「どういたしまして」
やっと普通に喋ったな。
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