第6話 魔窟の巣

 クライス「ん...」


 クライスは薄暗い洞窟で目を覚ました


 クライス「どうなったんだ...ここは...」

 クライスは重たい頭を上げ、見回すと


 そこらじゅうにいるエルフたち

 主に女や子供だった


 エルフは皆震えておびえて口々にこういった


「魔王が私たちを食べにくる」


 クライス「そうだ...俺はあの蜘蛛野郎に...!」

 クライスは怒りがこみ上げてきた


 クライス「皆の衆!聞け!俺はアルタイル王国王子のロードクライス!」


 視線が一気にクライスへと向かった


 クライス「諦めるな、まだ希望はある。俺が来たのだからな」


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