柳生新陰流の弊害 V.1.1

@MasatoHiraguri

第1話 はじめに

剣道としてやるならいい。

  或いは、哲学の一つの考え方として、学問的に追究するのであれば問題ないし、むしろ、科学技術を含む様々な分野において、その学問的な深みが増すだろう。

しかし、これが警察という「危険な暴力装置(組織)」の運動原理(根本思想)となると、ろくでもない(とんでもない)ことになる。

「悪魔の思想」になってしまうからだ。

早い話が、寿司とワサビの関係です。

もし、あなたが寿司屋へ行き、寿司のネタとワサビが同じ分量、若しくは、ワサビの方が倍も量がある寿司なんて出されたら、たまげるでしょう。ワサビとは、あくまでも寿司の味を引き立てるための薬味(少量の毒)なのですから。

日本の警察の行動原理とは「ワサビばかりの寿司」のようなもの。犯罪という毒ばかり増大させ、寿司のネタ(正義・正しい問題解決)は(警察や警察学校物)テレビドラマの中だけになってしまった。

大変だ、大変だと大騒ぎして「犯罪」を飯の種にし、捜査員(警察官や刑事)が仕事をするふりをしているだけで、根本的な問題解決は絶対にしない。

(オレオレ詐欺なんて、部屋を借りる時に要求される保証人の情報なのは、シャーロック・ホームズでなくてもわかることなのに、それを追求しないで末端の末端ばかりを大騒ぎしている。)

しかも、これは今に始まったことではなく、400年前から続く日本(の警察)の伝統なのです。小林多喜二を警察署で虐殺したよりもずっと前、明治時代、更には柳生新陰流による江戸時代の警察(隠密・盗聴・盗撮?・陰謀・暗殺という陰の思考)に端を発しているのですから。


2023年7月2日

V.1.1

平栗雅人

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