一条 翼 2
バタン
生徒会部屋の扉が閉まった
「ん……」
翼が扉が閉まったと同時にキスをしてきた
「久しぶりのキスだったね……君は空ちゃんや悠里さんにしょっちゅうされてるだろうけど」
「……早く終わらせるぞ」
「ふふ……そうだね、それじゃあ……」
翼は制服を脱ぎ出し下着姿になった
カルヴァンクライ◯のグレーのスクープバックライトリーブラにグレーのビキニショーツという姿でぴっちりとした下着のおかげで翼の女性らしい部分がはっきりわかる様になっている
ボーイッシュな短い髪に 長いまつ毛 大きな目 綺麗な末広型の彫りが深い二重 泣きぼくろ バランスの良い綺麗な鼻 綺麗な輪郭 さらに全体的に肉付きが良くそして大きな胸とケツ……
あの顔にあの身体でさらにあんなクソエロ下着なんか付けやがって……
「暁人…どう?」
「………」
「もー、照れちゃって…でもココは正直だね」
既に俺は勃起をしていて翼が股間を摩ってきた
「嬉しいなーまた暁人と子作りできるなんて」
「っ……」
「椿ね、最近歩ける様になったんだよ?」
「ほんと可愛くてさ、毎日幸せだよ」
高校一年生の頃、俺はウィー◯にハマっていてかなりの頻度で吸ってた、特に筋トレ前にサティバ寄りのウィー◯をカマして筋トレするとプレワークアウトの比にならないくらいテンションが上がり集中力も増す……まさに最高のコンボだ
私生活ではインディカ寄りのウィー◯でイイ感じになる……この時はタバコの本数はかなり減ってさらに筋肉を増やす為に一日5回も食事を取っていて吐きグセがつくほどだったがマンチー効果で普通に食べる事ができる様になり健康的な生活ができていた
そんなある日俺はジムに行く前に公園でウィー◯を吸っていた…どうせ大半の人はタバコと見分けが付かないだろうと思って周りを気にせず吸っていた
「暁人…何それ?」
不意に声をかけられた……声をかけてきたのは翼だった
翼とは小学校の頃からの知り合いで昔からよく俺と空と翼で遊んでいた
翼と空は俺とは違い成績優秀で学校に入るために二人にすげー勉強を教えて貰いなんとかギリギリ合格した
だから翼には感謝してるし最高の親友だと……この時は思っていた……
「それ……◯麻だよね?」
「あ……ああ……つ、翼…俺らの仲じゃん?…見逃してくんねーか?」
「何言ってんの、駄目に決まってんじゃん」
「パパに報告するね」
「…くっ」
「……………」
「でもね?なかった事にしてあげるよ…今から言う条件を飲んでくれたら……」
「え!マジ!さっすが親友!飲む飲む!なんでも言ってくれ!」
「……ふふ」
「私が妊娠するまでえっちする事…これが条件」
「は?…え…いや…俺は空と付き合ってるんだしそれは…」
「そっか…わかった、それじゃ」
「待て、待て!それ以外は?!」
「ない」
「…そんな」
「どうするの」
「……わかった」
「ふふふ…それじゃあ私のお家…行こ?」
それから俺は浮気してしまった…空が部活で頑張っているときに俺と翼はS◯X…空がデートの誘いをLIN◯でしてきた時もデートを断り翼とS◯X
そして遂に子供が出来てしまった…男の子だった…流石にやばいとは思ったが翼の親父は 後継ぎが出来た と喜んでいた
理事長権限で妊娠中の翼は学校に行かなくても成績に響かなかった
「翼ちゃん、なんか病気になっちゃって学校しばらく来れないんだってー心配だなあ」
「……そうだな」
翼は妊娠した事は誰に言わず認知もしなくていいと言ってくれたが流石に俺も色々思う所がある…
それから数ヶ月経って翼が学校に復帰した…以前と何も変わらない学校生活を送っていた
翼からよく子供の写真が送られてくる…俺はそれを見るたび心が締め付けられる
本当にこのままでいいのか…空に全てを話すべきではないか….
考えすぎて頭が痛くなっていた…そんな時に支えてくれたのが悠里だった…幻滅される覚悟で悠里に全てを話した
だが悠里はそんな俺に酷い言葉を言うでもなく抱きつき励ましてくれた…空の束縛 翼の妊娠で精神的にボロボロだった俺には悠里が女神に見えた
「ねえ…椿に会いに来てよ」
「い、いや…その…」
「一度も父親に抱かれないなんて椿が可哀想だよ」
「………」
「……ま、今はいいや…」
「あんなに悠里さんの事が好きだって言ってた奴がたった3日で空ちゃんに堕とされて二股しちゃう様な男なんていつでも言う事聞かせる事できるし」
…なんで全部知って……いや…翼だから普通か
「それじゃあ…始めよっか?」
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