夢を見る少女の英雄譚

黒玲白麗

プロローグ


 ボクは小さい頃からの夢がある。どんな夢かだって?フフ、まだ秘密。

 

 ボクは強くなる必要がある。何故かって?夢を叶えるため。

 

 ボクは賢くなる必要がある。今も賢いって?まだまだ足りないよ。

 

 ボクは偉くなる必要がある。必要無いって?いいや必要さ。

 

 ボクはあり方を考える必要がある。ところであり方って、なに?ボクもよくわからない。

 

 ボクは正義を成す必要がある。正義とは?なかなか難しい。

 

 ボクはヒーローが好きだ。昔からね。

 

 ボクはカッコいいのが好きだ。仲間のピンチに駆けつけるとかね。

 

 ボクはロマンがある武器が好きだ。ビームとかドリルっていいよね。

 

 ボクは可愛いのも好きだ。可愛いモノを見ると気分が良いからね。

 

 ボクは女の子が好きだ。あ、誤解しないで、恋愛とかそう言うのじゃ無いから。

 

 最後にボクの夢を教えてあげる。特別だよ?

 

 ボクはね、英雄 になりたいんだ。

 

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