プール開き

ゆっくんがあらわれた

プール開き


 もうすぐでプールの授業始まるが喜ぶような学年じゃない


 水着ってなんかダサくてハズいから嫌なんだよと友はつぶやく


 下半身しっかり隠し着替えする僕とすべてをさらけ出す友


 手術痕見せたくないししっかりとラッシュガードを着込んで泳ぐ


 足の裏少し熱くて我慢してプールサイドで準備運動


 水を得た魚みたいに潜水で10メートルを越えて泳いだ


 順番に向こう側までクロールで泳いで前の人に追いつく


 あれゆっくんなんでそんなに泳げるのお前クラスの癒やし系じゃん


 コロナ中プールの授業なかったし泳ぎ方とか覚えてねーよ


 今ここで水族館のペンギンのようにプールの中を飛びたい


 休憩の時間に小学生の時みたいにめっちゃはしゃぐ友人


 夏だからプールの授業いいけれどもしも冬ならたぶん死ぬよな

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

プール開き ゆっくんがあらわれた @Yukkunga

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る