MOONLIGHT MEMORIES

キャラクター紹介

最終更新：2023/07/31

【メインキャラクター】

魔王アッシュ

…かつて地球を滅ぼし、その地を捨てて天へと昇った月の魔王。林檎の木が本体。

見目麗しい若い男の姿をしているが、常に無表情・無感動的で、常に諦めたような疲れた顔をしている。

地球を完全に滅ぼすため、生き残った人間の魂を少しずつ月へ吸い上げ、月魔界を運用する為の魔力へと変換している。

レイニー・デイ

…カナリアの悪魔。アッシュの秘書。

アッシュに手ずから設計された4体の悪魔の内の一人。

生まれつき目が見えない。歌と舞いが得意で、レイニーの歌にはあらゆる怪我や病気を癒やす、強い再生の力がある。

誰に対しても物腰柔らかく、親切な性格。また、風にまつわる魔法が得意で、生活の助けにもしている。

クエスション

…鶴の悪魔。月の城館に務める（自称）科学者。

アッシュに手ずから設計された4体の悪魔の内の一人。

元々男性体で生み出されたが、自らの意思で自己を改造し、女性の体になった。

馴れ馴れしく、ヘラヘラした態度でいつも城館をフラフラしている。仕事をせずに常に趣味に没頭していることで有名。

クリアネス

…雀の悪魔。月の城館を拠点に活動している警備隊長。

アッシュに手ずから設計された4体の悪魔の内の一人。

見た目は愛らしい少年の姿をしているが、内面は非常に責任感が強く、真面目で、自他共に厳しい性格。自分の羽毛から分身を生み出し、簡単な命令を与えることで、「分体（通称：フェザーズ）」として方々で同時に活動させることが出来る。

フェザーズは、クリアネス本体よりも幼く、陽気な性格をしている者が多い。

ロン

…灰の男。全身が呪いそのものとなった、炎の化身。

滅ぼされる前の地球上で暗躍していた呪術師だったが、長い間封印されていた。あまりにも長い間封じされ、かつ歴史からも忘れ去られていた為、その正体さえ不明となり、古道具屋の片隅に置かれた小壺の中で眠り続けていた。

【サブキャラクター】

骨董品店の主人

…栗鼠の悪魔。骨董品店『穴蔵荘』の主人。腰の曲がった老婦人で、気さくで喋り好きな性格。良くも悪くもおおらかで、細かいことは気にしない。

レイニーにロンの遺灰の入った小壺を「香炉」として売ったことがある。

通称フワおばさん。本名は「ファーム」だが、大抵フワおばさんと呼ばれている。

ナイヴ

…ヤモリの悪魔。月の境界線を守っている門番。

人混みや他人との会話が苦手で、一人で空想に浸っている孤独な時間が好き。

メモリ

…ナマケモノの悪魔。月魔界唯一にして最大の「図書館」に勤める筆頭秘書であり、館長。

常にゆったりとした、間延びした口調で話す。あらゆる行動が遅く、周囲をやきもきさせることもしばしばだが、図書館のほぼ全ての本の内容を把握しており、すぐに目当ての本を探し出してくれる。

城館の上級悪魔達に次ぐ程の古株でもあり、魔王との縁も深い。

ラインと仲が良い。

ライン

…パンダの悪魔。月魔界で最も賑わう食堂に勤めるコック長。

竹を割ったようなサッパリとした性格で、何事も物事に白黒をつけなければ気が済まない。多少せっかちに見えるが、自分がそうしたいだけで、周囲がマイペースでも特に怒ったりはしない（が、周囲からは怒っていると思われがち）。関西弁で喋る。

メモリと仲が良い。

サイン

…フジツボの悪魔。月魔界の中心部に位置する巨大な湖に住む、唯一の渡し守。

月の湖にはよく霧が立ちこめ、異常で不気味な気配が漂っている為、余程のことがない限り、月の住民達は近づきもしない。

サイン自身も、目深にボロ布のようなコートを被った不気味な男であり、あまり他人とは仲良くしている様子も見られない。一人でいても平気らしいが、久しぶりの客が来ると、色々と話しかけてくる。