奇妙なボーイミーツガール~渋谷にて

saito sekai

不思議な出会いと言えるだろう

ある男は「これからは、強気の男がモテる」と考え、女に対して兎に角イケイケドンドン、ナンパを繰り返していた。しかし、本来魅力のない男は、100戦100敗であった。


その日は気温34度であった。懲りずにナンパしていた男は、次第にふらふらになり、遂に倒れそうに。それを見ていたある老婆が「ホテル…なにがなんでも…決めてやる今夜…」とうわ言のように男が繰り返す様を見て、これは何かあると閃き、男を連れてホテルに直行するのだった。       完

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