第2話 憧れの職種へ
「ただ憧れていた業界への道が開けた」とこの時、私は希望に満ちていた。
転職サイトを何となく見ていると見覚えのある番組名の書かれた求人を目にしたのだ。すぐに運命だと思った。応募ボタンを押して応募した。正直、運命だとは感じたが採用されるとは思っていなかった。
書類選考突破、1次面接突破、最終選考。ここまで来れると思ってなかった。それどころか常に今回で落ちるなんて考えてた。実際、最終選考の面接を行ってから3週間以上経過しても結果がなかった。「落ちたんだ。やっぱり夢のままなのか」と思った。
最終選考の結果について忘れていたころ、一通のメールが私のスマホを鳴らしたのだ。なんと採用。驚いた。勝手にダメだと思い込んでいた私を高揚感が包み込んでいた。
直ちに退職を告げ、転職に備えた。ここから絶望に襲われることになると知らず・・・。
私の中で変わったもの @maishu
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