私が求めるようになってから~after story~
第四章 両想いになってから
第16話 久しぶりの日常
私と由香里の家に帰ってきて翌日。朝に自分の部屋に居る懐かしさを感じながら、隣の由香里の体温を肌で味わう。今日は珍しく由香里よりも早く起きた。
「由香里の寝顔可愛い♡」
「……すぅ…すぅ…」
隣で規則正しく寝息を立てながら眠っている由香里。5か月ぶりに由香里の顔を見て目が覚めるのも懐かしい、これからは毎日この寝顔を見れるのだと思うと少しだけ楽しみ。
「起きないと、悪戯しちゃうぞ?」
目覚めた時に由香里の顔を見る事が出来てテンションが上がってしまった私はそう言っていた。
今は時刻6時、夏休みということで由香里はもう少しゆっくりしているようだ。私は昨日触ったばかりの由香里のたわわと実った2つのメロンに両手で触ってみる。
「やっぱり由香里のは柔らかい…それに比べて私のは…絶壁だね」
日々思うことがある、自分の胸は…いや身体はもう成長しないのではと。
うん、悲しくなるで考えるのをやめよう。
「それにしても由香里のは触り心地いうかこの沈み加減、この前いった寝具専門店のどの枕よりも柔らかいよ…ん?」
つまり、由香里のこの二つのメロンはどの枕よりも気持ちのいい睡眠がとれるんでは?よし、物は試しっていうもんね。
私は由香里の胸に顔を埋めるように抱き着くと、なんと至極の感覚を味わえた!説明しよう、まず夏だからか少し汗ばんだ由香里の肌に触れることにより少し甘い由香里の香りと湿った感じの肌の感触を感じられる。これだけでいつもより興奮するのにも関わらず、たわわと実った二つの双丘に挟まれるようにしているため右頬には確かな弾力と気品あるれる芳醇な香り、左頬には触れるだけのソフトタッチなのに優しく包み込んでくれるかのような安心感がある。
そうして極めつけに、由香里の肌を垂れる汗を私のざらざらとした舌で掬い上げるように舐めてあげると…
「んっ…」
なんということでしょう!妖艶な何とも生々しいASMRを堪能できる出来るではありませんか!!素晴らしい!
「もう一度舐め――」
「美波ちゃん?」
もう一度由香里のなまめかしいお声を聴こうと舌を出したところで、ご本人様のご目覚めです。いやぁ、もう一度聞きたかった!
「美波ちゃんおはよう、何してるのかな?」
「あー、えっと…久しぶりに由香里を堪能しようかなと…」
「ふふ、じゃあ私が美波ちゃんを満足させてあげるね」
「え、由香里それって…」
「朝の恒例行事だよ?ほらもうすでに濡れてるけど、これは準備完了ってことでいいんだよね?」
由香里は目が覚めるとすぐにオオカミさんになってしまうみたいです。弱弱しい子ブタさんの私は抵抗することもできません。
無事私は由香里に美味しく食べられ、今は朝ご飯の準備をしている最中。由香里は以前とは違い積極的にキッチンに立ち私のお手伝いをしてくれるようです。
「今日もトーストにジャム塗るだけでいいんだよね?飲み物だけどオレンジジュースがまだ残ってるから、二人で飲もうか」
「うん、なんか由香里頼もしくなったね。なんだろ大人になった?」
「ふふ、そりゃもう美波ちゃんに大人の身体にされちゃったからね♪」
そういうことは聞いていない!そう言いたいが間違いではないので否定はしない。
「いや、本当に見違えたね」
「そう?どこら辺が?」
「なんかこう、前に比べて落ち着きがあるというか大人の女性みたいな…以前は私が朝食の用意してるとよく発情してお尻とか触ってきてたでしょ?」
「あー、あったねそういうのも。私いつ
うんうんと頷く由香里に私は少し言いたいことがあったのでいうことに。
「で、今は発情してるのかな?由香里、私のお尻触ってるけど」
「うん、これはその…ちょっとした懐かしさを感じるために…と言いますか」
「正直に言ってくれたら、好きなだけさせてあげるよ?」
「はい!今もしてます!絶賛発情中です!」
ご飯前だというのに由香里は本当に…まぁそれを許してしまう私も同類なんだけど。無事2度目の食事を済ませた後、食欲を満たすために本日初めての食事をとっていた。
「美波ちゃん今日予定とかある?」
「うーん、特にないかな」
「じゃあ、デートしない?今日天気いいし」
「いいね、どこに行くか決まってるの?」
「夏と言えばだよ美波ちゃん!」
「もしかして…海!」
「行こうか海!」
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次回 海デートです!
わたしく海デートというものを未だに経験したことがございません。いつか素敵な方と巡り会えた時にでも行ってみたいですね!
全くの余談なのですが犬かきしか出来ないわたくしでも海で溺れたりせず、体力のない貧弱な体でも無事お家に帰る事が出来るのか考えるだけで震えが止まりません。
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