No.161 甘くて
「飲んでみなよ」と彼女は自分が飲んでいたおしるこの缶を渡した。
え? これを飲むの? 僕が?
ドキドキしながら飲むと小豆の粒がほろりと崩れて優しい甘さが広がった。
「どう?」
「美味しいです」
おしるこを返して自分のカフェオレを一口飲んだ。
もうさっきの甘さで味なんてよく分からなかった。
───────────
こちらが同じコンセプトで書いた元ネタです。
https://kakuyomu.jp/works/16817330669538235237/episodes/16818023213380084507
島本の葉っぱ(140字小説) 島本 葉 @shimapon
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。島本の葉っぱ(140字小説)の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます