No.124 鏡よ鏡

「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは?」

『それは白雪姫…』

ガッシャーン!

お妃様は鏡を叩き割った。


「お妃様。こちらは最新のAIを搭載した真実の鏡でございます」

大臣が慌てて差し出した。


「では鏡よ。この世で一番美しいのは?」

『この世と美しいの定義から聞いていいかな?あと一番も』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る