No.25 勇者の素質

クラス全員で異世界転移に巻き込まれた。

魔法使いや戦士、はたまた勇者を期待してステータスを開くと平民でガックリくる。


「勇者だ!」


その声に振り返ると嫌われ者の級友が得意顔をしていた。

「なんであんな奴が」

疑問の声があがる。


「あいつ人の家で勝手に棚を開けて物を持っていくから」

納得した。



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「黄色い風船とスカート」4,209文字

https://kakuyomu.jp/works/16817330660528915527


病院の窓から見えたのは、木に引っかかって飛べない黄色い風船。

短い入院で感じた不安と焦燥。

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