第二話 種族設定
「よし、家に帰ったし早速始めるか!」
VRゴーグルを付けると視界が白く染まり、いつの間にか研究所のような場所に移動していた。そして後ろへ振り向くと白衣を着た絶世の美女がいた。
『ようこそ
む、なんで僕の名前を知ってるんだろう?
『このゲームの利用規約にご自身の個人情報についても書かれてありますよ』
えー、全然気づかなかったな〜ってえ⁉何で話してないのに聞こえてんの?怖くね?
『まだ澪様はアバターを作っていないので声が出せません、そのためのシステムとなっています』
あ~そゆことか、ならもうアバターを先に作るのかな?
『いいえ、先に種族を決めてもらいます。種族によった見た目にアバターは進化するので』
あ、そっか確かに獣人とかだとケモミミとかが生えるのかな〜
『そうですよ、じゃあ早速このリストの中から選んでください』
そう言われると自分の前にホログラムのような物が出てきた。
『これに書いてある種族以外にもたくさんの種族がいるのでぜひ進化条件を探して進化してみてくださいね』
へ〜この進化システムは面白いなぁ
自分しかなっていない種族もできそうかな
さて、じゃあ表示されている種族には何があるか見てみよう
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種族名:人間
種族特徴:この世界の中で最も平均的なステータスの上がり方をする
種族技能:『人間至上主義』
人間族以外の種族に対して与えるダメージが増える
大陸の中で一番多い種族であり、他の種族に蔑まれているが、突然変異の可能性を秘めている。
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種族名:獣人
種族特徴:狼獣人 STRとAGIが高くなる
熊獣人 STRとVITが高くなる
猫獣人 AGIとDEXが高くなる
種族技能:『闘争本能』
使うとHPが減り続けるが、すべてのステータスがアップされる
獣人は人間の次に多い種族であり多くは上の三種の動物がモデルになってるが条件が揃えば別の動物に進化することもできる。
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種族名:ハーフリング
種族特徴:STRとAGIに偏ったステータスになる
種族技能:『勇者伝説(笑)』
有名な勇者にあこがれたハーフリンクが使う、5分間すべてのステータスに1、5倍の数値をかける
ハーフリンクはいつの時代にも勇者がおり、国の姫を救うことから皆のあこがれとなっている。
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種族名:エルフ
種族特徴:INTとDEXが高くなる
種族技能:『森人の目』
弓などが使いやすくなる
物語でも有名なエルフ。普段は森に引きこもっていて他の種族に
森のヒッキーなどと呼ばれていたりする。
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種族名:スライム
種族技能:『消化吸収』
自分が倒したものを食べ、吸収することができる
最弱種族のスライム、だが侮ることなかれ。スライムはすべての魔物に繋がっているとされているから進化の可能性を秘めている。
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なんかどの種族も闇が見えてる気がするんですが..‥
悩むな〜全部いいところと悪いところがあるし〜うーん
よしっ決めた!人間にしよう!
『人間でいいのですね?』
大丈夫‼
『では、澪様の種族は人間に決定いたします』
「よ〜この調子でガンガン決めてこ〜」
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