ノルアのノルマ
@norunorua
第1話
異世界転生…?
始まりは突然だった、最初に可愛がっていた愛犬が逝った、親が亡くなった、友人が、知り合いが。
そこから自分は近所でも知らない人がいないほど有名になった厄病神そういう
???「明日は始業式か、また一人になるんかぁつらいわぁ、ま ええか、もうどうでもええし」
カッ カッ カッ 暗闇の中で足音が響く 高校生「なんでお前が…」20代の社会人「なんでお前なんかが…!」40代のおじさん「…死神、お前のせいで…」
「うるさいなぁ…寝とる時くらい静かにしてほしいわぁ…」
ジリリリリ…ジリリリリ…
「ふぁ~なんやうるさいなぁ…ん?スマホ?」アラームにたたき起こされ、ふとスマホを見ると…
08:00 始業式 08:30
???「ヤバいぃ!遅刻なるう!始業式から遅刻はガチでシャレにならんてぇ!」
???「おいこら!スマホ!なんでお前もっと早くに起こさんねん!このままやと遅刻確定やんけぇ!」
スマホ「すいません、よくわかりません」
???「噓つけぇ!俺の作ったプログラミングAIやから、分からんことないやろ!しらばっくれとんちゃうぞ!」
スマホAI「ハイハイ、聞こえとりますから、あんま大声出さんといてくださいよ、ご主人様が街中で奇声を出すヤバい奴に見られちゃうじゃないですか」
???「OK、本音は?」
スマホAI「私まで変な奴に見られちゃうじゃないですか! あ…」
???「よーし、後で初期化したるさかい覚悟しとけよお前」
スマホAI「噓ですって!冗談ですから初期化せんでください!」
???「最近のスマホは冗談言うようになったんやなぁ」
スマホAI「ンッ…(画面内で冷汗)」
???「はぁ…今回は許したる、やけど今度したらガチで初期化するからメモ帳に日付と一緒に残しとけよ…」
スマホAI「了解しました!メモ帳に書き記します!」
???「まぁええわ…スマホ!今から大学行くんやったら何分になる?!」
スマホAI「通常ルートですと08:45くらいに着くかと」
???「やったら…”近道”したら何分や!」
スマホAI「ルート計算中…”近道”でしたら08:20程かと」
???「よし!やったら、近道でいくでぇ!ルート案内頼むぞ!」
スマホAI「かしこまりました、ルート案内を始めます…次の路地を右です」
???「OK!」そう言うとカバンからスケボーを取り出し地面に置いて乗り始めた
スマホAI「次の角を左です」
???「こっちやな!」
スマホAI「次は右」
???「こっちか!」
スマホAI「つギは右」
???「こっちか…」
スマホAI「つギハひだri」
???「ん…?こっちか?」
スマホAI「ツギハmeギ」
???「ん?おかしないか?今んところおんなじ場所行ったり来たりしてるだけのような気がするんやけど?」
スまホAI「モうすコシでつきマス、そこヲまっスグデス」
???「よし!ここを抜けたら到着や!あとなんかお前声変やない?バグったか?」
!?!?!「ソンナコトハナイデスヨ、さてつきました、目標地点です、いい生活を???くん…」
???「は?目標地点?大学やなくて? ……は?」
これを見ている貴方はこんな事を思ったことはないでしょうか?
羽の生えている人間 角を生やし尻尾を持ったドラゴン 体長が30mをゆうに超えるバケモノ
そんな夢物語のような世界を…
このお話はごく一般的な大学生”ノルア”が巻き込まれた”奇妙”で”不可思議”でそして
”遅刻”をかけたとんでもない物語である。
ノルア「ここどこやねん!!!!!!」
…to be continued…
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