第76話 突入

 悠「ここが...魔国...」


 俺たちは重装備のメンバー1000名と共に魔国ジーンに突入した


 兵士「動くな!」

 早速鋭利な槍を向ける兵士たちに囲まれた


 ザック「じゃあさっそく戦闘開始だ」


 AKを構えたメンバー数名がザックの前に出て


 ズドドドドドド!と兵士の鎧を貫通して撃ち抜いた


 ザック「はぁ、葉巻よこせ」


 部下「へい」

 ザックはジュッと葉巻に火をつけた


 悠「おい、手錠外してくれよ。動きにくいったらありゃしない」


 ザック「我慢しろ、さぁ進むぞ」


 ガーゴン「そぉらあああ!!」

 突如、空からガーゴンが降ってきた


 悠「はぁ?」


 ズドーン!と地響きが鳴り響き、辺りに地震が起こった


 ガーゴン「見つけたぞ、久しいな探偵」


 悠「誰かと思えば、どこぞの海賊の裏切者じゃねぇか」


 ガーゴン「クライス王からの命だ、お前を排除する。これ以上人間を連れ込み、この世界に被害をもたらすわけにはいかないからな」


 悠「クライスめ...結局味方じゃねぇのか」


 ザック「誰だお前は、お前ら撃て」

 ズドドド!!とガーゴンに一斉射撃するもその巨体には一切傷がつかない


 ガーゴン「貴様らに用はない、爆打!」

 ガーゴンは地面に大きなパンチを繰り出し、爆発を起こした


 ザックたちは吹っ飛び、衝撃で意識を失った


 悠「あぁ、クソ...」

 俺はヨロヨロと立ち上がり、ポケットからリボルバーを取り出しガーゴンに発砲した


 ガーゴン「効かん!」ガシっと両手で俺の肩を掴み、民家の壁へ放り投げた


 ガラガラ!とレンガの壁を貫通してぶっ飛ばされた


 悠「うぐぁ...!」


 ガーゴン「終わりだ、手刀 強刃!」

 ガーゴンの右手の手刀が迫りくるなか


 悠「今だ!」

 手刀に手錠のチェーンを当て、そのまま手錠を破壊することができた


 悠「やってくれたな、化け物がぁ!」

 立ち上がり、右ストレートで顔面を殴るも微動だにしないガーゴン


 ガーゴン「かゆいぞ探偵!」


 悠「マフィアの銃を貸してもらうぞ」

 落ちていたAKを拾いあげ、そのまま発砲した


 ガーゴン「効かんといっているだろうが」


 その瞬間、銃弾がガーゴンの右眼に命中


 ガーゴン「うぐああああああ!!目があああ!!!」

 その場に倒れ、苦しむガーゴン


 悠「どんだけ強靭な肉体でも、目玉だけは強くねぇみたいだなぁ」


 そのままガーゴンの左眼も撃ち抜き、ガーゴンは動かなくなった

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