足すくむ この前こけた 坂の前
足すくむ この前こけた 坂の前
もしもスケートパークに行く機会があれば、一度バンク(坂)の上に立って見て下さい。思ったより高いと感じるでしょう。子供たちがラクラクスイスイ滑り下りるので簡単そうに見えますが、いざ上に立つと、まるで崖っぷちです。
僕は度重なる転倒で、すっかり坂道がトラウマになってしまいました。もう、ただの崖っぷちではない、東尋坊か三段壁です。
ためしに、以前転倒した坂道の前に来ました。最大限の勇気を振り絞り、坂道にエントリー…
ダメでした。頭より先に、身体がそれ以上進むのを拒んでしまいます。無理に進もうとすると、頭の中に、大転倒、大怪我のシーンが浮かび上がります。
ならば、もっと小さい坂なら……と思い、高さ10センチにも満たないような坂にチャレンジ。ところが、トラウマの威力はすごく、そんな坂の手前でさえも前進を拒みます。ほっぺたを叩いても、つねってもダメ。
これより僕の坂道恐怖症は、本格的になりました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます