犯罪者の子
私の父は人を刺した。
幸い殺さずに済んだけど、私の父は犯罪者になり、クラスの子からはハブられ、いじめられた。
そんな中、1人だけ私に話しかけてくる子がいた。
「おはよう。今日も1人か、お互い寂しいね♪」
「…よく話しかけてこれるね。」
「別にあんたに話しかけたところで何も変わらないし…ね?」
そう言って、その子は私に手を差し伸べてきた。
「これから私の苦しみを一緒に味わおうね♪」
その子は、前まで私がいじめていた子だった。
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