温もり

闇の中に小さな温もり

ああ ひとりじゃないんだ

大きないびきも 少し心配だけど

子守歌に聞こえる


どれほどの長い夜をひとりで越えたんだろう

今 傍にいるこの瞬間が

物凄く きらきらした時間

闇なのに 光ってるなんて

変だと笑う人もいるかもしれない

だけど

そのくらい大事なひととき


一度離れてまた交わる 何かに紐づけられたよな

不思議な不思議な感覚

ああ 君と又 出逢えた

またこの手を君とつなぐことができた

きっとこの手はまた離れてしまうけれど

約束

またその温もりを

この手に感じることができると

信じている たった一つの

あいという名前の 温もり


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