魔法って筋肉でどうにかなるくね?〜ステータス筋肉極振りの異世界ライフ〜

おしゃけくん

学園編

第1話「異世界転生、初めての戦闘」

 俺の名前は、東 透(アズマ トオル)どこにでもいるマッチョに憧れるガリ体系だ。昔からマッチョに憧れ、筋トレなどをしてきたが筋肉が付いていない。いつも痩せすぎだと笑われている。それだから体も弱く。簡単なことで怪我をしていた。

 高校を卒業したある日。校舎内の階段から滑って落ちてしまった。お察しの通り、これが僕の死因だ。結局、極度のガリのまま死んでしまったわけだ。そう、僕は夢も達成できず消えていく。そのはずだった。

 「東透さん!東透さん!アーズーマー!トーオールー!さん!」

 「はい!?」

 何が起きているんだ?僕は確かに死んでしまったはずなのに。

 「やっと起きましたか、東さん、落ち着いて聞いてください?貴方は階段から滑って落ちてしまったんです。しかも最後の一段で、その結果貴方は死んでしまいました。可愛いそうですね。階段最後の段で落ちて死ぬなんて…w周りにいた同級生みんな笑ってましたよ?笑」

 「そうですか」

 大体予想できた反応だ、驚く要素はない。

 「反応薄っ!」

 「まぁ仕方ないですよ」

 そう。俺は想像を絶するヒョロガリだったのだから。

 「そんな、可哀想な貴方に朗報です。貴方の異世界転生が決定しました。ステータスを好きにいじって、転生して下さい。」

 ステータスをいじるのはタブレットのようなものだ。 

 「すごく近代的ですね。」

なんて呟きながら筋肉に全振り。スキルも成長速度やパワーに関するもの。それから肉体は老化させないように19歳で発動する不老不死をつけた。ついでに超速回復。

 「どうぞ」

タブレットを渡す。神はこう言った

 「受理しました」

どうやら問題ないらしい。

 「転生を開始します」

 目の前がパァーッと明るくなったと思ったら森?にいる。とても静かで綺麗な場所だ。早速街を探してみよう。木漏れ日がとても神秘的で見惚れてしまう。カサッカサカサ。

 「!?」

何かいる間違いない。後ろか?前か?否上だ!

思いっきり上に向かってパンチしたら雲が綺麗に消えている。地面は数キロに渡り抉れている。上から何か降ってきた。

 「ドラゴンの鱗?ドラゴンの両翼、ドラゴンの牙、魔石。」

はあ?異世界転生早々敵になったのは誰もが最強と語るドラゴン。なぜかサラァっと倒してしまったが。人にバレたらやばいかもな。見晴らしも良くなり街もどこにあるのか分かった。三段跳で行けそう!

〜その頃〜

 「なんだこの窪地は、魔王か?魔王が来たのか?」

 多くの冒険者が呆気に取られていた。

 ドラゴンの経験値でレベルがどのぐらい上がった確かめてみよう。レベルは150?それに筋力が測定できずに文字化けしてしまった。

 「そろそろ着地の用意をと。」

着いた〜!


      次回「初めての街、冒険者協会」


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