第66話 2024年1月 相生、「要望を送る」という部分に気づく…… ~気づくの遅いよ!? と突っ込まれそうだけれど、ひとつ提案がありまして……~
みなさん、ご存知ですか?
カクヨムのダッシュボードのIDのところ、右上の方にあるんですけれど(パソコン仕様。ブラウザはクロームです)、そこにマウスを重ねると、いろいろとあるんですけれど、下から2番目にですね、「要望を送る」って項目があるんですよ!?
相生はびっくりしました。もちろん、なろうでも、似たようなことはできるんですけれど、まさか、はっきりと「要望」を送ることができるなんて……。
……つい、「書籍化してほしい!」って送りたくなってしまいますね。相手は天下のKADOKAWAですし。あ、もちろん、やりませんよ?
とりあえず、思っていたことがあったので、以下の要望を送ってみました。
――――――――
カクヨム運営さま
いつもありがとうございます。
少し、思うところがあり、要望を送らせて頂きたいと考えました。
それは、「カクヨムリワードによるサポパスの利用の実現について」です。
私はWEBサイトの作成・管理について詳しくないので、とても難しい要望を出しているのかもしれません。もしそうだったとしたら申し訳ありませんが、これは、それなりにいい手段なのではないかと考えます。
まず、これを実現するということは「カクヨムリワードのカクヨム内通貨化」にあたると考えます。
カクヨムで「書く」ことによってリワードを獲得し、それをカクヨム内で使用する。内部で完結する動きですので、実現は可能ではないか、と考えた次第です。
現在、カクヨムリワードは銀行振り込みによる換金、もしくはアマゾンギフト券として利用できる、というふたつの方法があります。
第3の利用方法として「カクヨム内通貨化」はなかなかよいのではないでしょうか。
カクヨム内で消費するので、カクヨム運営には基本的に損はありません(サイト内の仕様変更にかかる費用を除く)。むしろ、換金やギフト券になる場合と違って、基本的にはリワードが消費されるので、カクヨム運営からの支出を少しずつ減らす効果が見込まれます。
リワードによってギフトを贈る仕組みですから、本来、そのリワードを獲得した人がそのまま得るはずの換金額よりも、減少した状態でギフトを贈られた人へとリワードが移るはずです。
この点だけでも、実行する価値があるのではないか、と考えました。
別の面からも考えてみました。
サポパスは現在、クレジットカード等の登録で利用することになっているかと思います。正直なところ、ネットが怖い情報弱者である私のような者は、クレカを登録するなんて怖くてできません。そのため、現在、サポパス登録をする予定がありません。
私のようなネット恐怖症の人にとっても、リワードでのサポパス利用なら安心です。
あくまでもカクヨム上で獲得したリワードであり、その数値が変化するだけだからです。
実質的には金銭を消費するのと同じであるにもかかわらず、利用するハードルはかなり低くなります。
ゲームセンターのコインだと財布のひもがゆるくなるような感じではないかと思います。
実際、こういう話がありました。
私は昨年の6月に、「小説家になろう」というサイトから、執筆・公開の拠点を「カクヨム」へと移したのですが、その際、「限定近況ノート」を利用することを明言していました。
その時、「小説家になろう」で読者だった方の中に、「読みたいけれどクレジットカードの登録は怖いんだよな」という方がいらっしゃいました。私もその点には共感を覚えたので、忘れられない言葉でした。
年齢的にも、40代から60代はボリュームゾーンだと思いますが、ちょうど、パソコン関係が得意な人と苦手な人に分かれる世代ではないかと思います。大人になってからインターネットに触れたパターンが多いからです。
また、「カクヨム」と題しているから釈迦に説法だとは思いますが、「書く」人間は同時に「読む」人間だと思うから、これはよい案ではないかと考えます。
いろいろなものを読んできたからこそ、書きたくなるのです。多くの書き手は読書家でもあります。むしろ、まったく読まずに書くだけ、という方は少ないのではないでしょうか。
私自身、拙いネット小説の経験の中で、それなりに名の知れた書籍化作家の方から拙作にコメントを頂いた経験がございます。
私自身も、それなりに読む方だと思います。
「書く」者が書くことでリワードを獲得し、「読む」ためにサポパスとしてギフトを贈る。その可能性は高いのではないかと考えます。
さらに、現在のサポーターの状況からも、効果があるのではないかと考えます。
サポーター100人超、という方は、実際のところ、一握りではないかと思います。先日、行われた愛され作家うんぬんにおいて、現実として、そうだ、と感じました。
その一方で、10人以下、一桁のサポーターがいらっしゃる書き手の方はかなりたくさんいるように感じております。
ギフトひとつがだいたい140リワード程度だと経験上、計算しておりますが、3人のサポーターがいたとして、420リワードで、ギフト券にもなりません。
ところが、人間は、特に日本人は、贈り物を頂いたら、お返しする習性のようなものがございます。
直接頂いた方に返すだけでなく、この幸せを他の方にも、という考え方もございます。
自分がギフトを頂いたのなら、誰かに……と考える可能性は高いと思います。もちろん、書き手の方から頂いた場合は、その方にお返しする、という場合もあるでしょう(その可能性はとても高いと考えています)。
数人のサポーターからのギフトを頂いた時、それを換金するよりもサポパスで使えるのなら、新たなギフトとして利用しよう、そう考える書き手の方は少なくないのではないでしょうか。
サポパスのスタートからかなり時間が経過しました。限定近況ノートの利用も当時より大きく広がっていると思います。
サポパスの利用によって読めるものがたくさんあるのなら、機会があれば利用しようと考える方は多いと思います。
何卒、ご一考下さると嬉しいです。
なお、余計なお世話ではありますが、現在のサポパスの価格設定よりも、ほんの少し、リワードでのサポパスは値下げするとよいのではないかと考えております。
リワードの換金(ギフト券含む)は500リワードからとなり、499リワード以下は1年間で失効します。この部分はカクヨム運営としては支払い不要となるため、利のある部分ですが、利用者にとってはとても残念に感じる部分でもあります。
サポパスの価格設定は現在、もっとも安いライトで480円です。
これをリワードによるサポパス利用では400円から450円くらいに設定してはどうかと思うのです。ギフト券の500円には届かないが、サポパスに使えるのなら、せっかくだから……と考える方もいるのではないでしょうか。
現在、ギフトリワードはギフトひとつで140リワードくらいだと認識しております。400リワードでライトと同じギフトひとつ。カクヨム内通貨として260リワードが消費され、カクヨム運営の支払いが減る計算です(そして、「お返し理論」で、どんどんリワードが消費されるはずです)。
どのラインが利益を得られる価格設定なのかは分からないので、はっきりと、こうだ、と申し上げることはできませんが、現在の限界点である500リワードよりも低いところでリワードが利用できるという部分は、カクヨム利用者に喜ばれるのではないかと考えます。
また、現在のサポパスでは基本的に継続設定になっていますが、ここについては「1カ月」の限定でなければリワードでのサポパスは難しいかもしれません。1年間でもなかなか500リワードに届かない、とエッセイなどに書いてらっしゃる方も多いので。
以上、蛇足、申し訳ございません。
「カクヨムリワードによるサポパスの利用の実現について」
どうか、この要望について、ご検討頂きますよう、お願い致します。
相生蒼尉
――――――――
……とまあ、こんなことをですね、思っていた訳です。
要望として間違ってますかね?
厚かましいお願いなのかもしれませんけれど……どうなんでしょう?
ま、とにかく。
せっかく要望できるんだから、やってみよう、と。
そんなお話でした。
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