うちの子は可愛くて強い精霊ちゃんです。

roriko-nn

第1話

今から40年前。人類は魔力というエネルギーを見つけた。

そのエネルギーは人類にとって大きな恩恵をあたえたが反面にこれまで想像上にしか存在しなかった存在が確認されるようになった。それらはモンスターと呼ばれるようになった。それらのモンスターは多くは人を襲うが数としてそこまで多くなく、個としてもそれほど強力なものもいなかったためそれほど気に停められてはいなかった。

その結果として30年前、大量のモンスターが突如として溢れ出しいくつかの国が消えた。

溢れ出したモンスターの中にはそれまで確認されていなかったドラゴンや龍、グリフォンなどの幻獣、悪魔や堕天使、天使などの伝説上の存在。

それらは人類全てが抵抗し、どうにか食い止め勝利することができたが結果として人類の2割が死ぬこととなった。

現れたモンスター達の中には通常兵器がほとんど効かない者もいた。

そんな中活躍したのが魔力を保持していた人類だった。彼らは魔力を用いて魔法を使い、ありとあらゆる手段を持ってモンスター達を殲滅した。

とは言えどもそれなりの被害を出しながら。

それ以来一定量以上の魔力を持つものは国が運営する学園へと進学し、魔力の扱いについて学び、国防上での重要な役割を果たすことが求められている。


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僕、黒凪和葉(くろなぎ かずは)にはいくつか悩みがある。まず1つ目。

僕は魔力量が多いということで戦闘向きと認定されて国が運営する黒鉄学園へと進学した。

この学園では生徒に様々な支援が出るためこれ自体はかなり嬉しいことだ。

だが、僕は人並み外れた魔力量の割に出力があまりにも少なかった。

魔力量自体はほかの術士のおよそ6倍。

それに対して僕の魔力出力はほかの術士の平均の1割程だった。

こと戦闘において魔力の出力というのは魔力量以上に必要とされる。

一般的な術士の出力ならば筋力を増幅する基本的な術のみで小学生の女の子でも大の大人を絞め殺すことができる。

これは実際に魔力持ちの小学生の女の子が男性に襲われて自己防衛のためにとった行動の結果だ。

だが、僕の出力はほかの術士の1割。これではいくら体を鍛えようと頑丈さでも筋力でもほかの術者に勝てない。

そのうえ魔法の威力や射程も魔力出力に大きく左右される。一応他の人の10倍の時間をかければ人並みの魔法は使えるのだが少なくとも実践においてまともに使えるわけがなかった。

その結果僕はその人並み外れた魔力量を買われて入学し、期待の新星とまで言われた僕はすっかり今では落ちこぼれ扱い。

それでも基礎的な魔術くらいなら使えばするし、事前に術を組んでおく符術式のものなら人並み以上に使えたし戦えたから適性が一切ないとは言われなかった。

それでも事前に指定したとおりにしか使えない符術とその場に応じて戦える魔術だと魔術の方が優遇される。だから僕は学校で少し肩身の狭い思いをしている。

事実僕自身もそんなに自分が優れているとは思っていないが。

そして2つ目の悩みは....

「お疲れ様です!パパ!」

玄関のドアを開けて家に入った途端僕の胸の辺りから光の粒子が出てきて少女のの姿を形取る。そして、見た目は10歳ほどの幼女。

腰くらいまである綺麗な黒髪、お人形さんのような可愛らしい顔つき、そして白いワンピースを着ている目の前にいる女の子は何故か僕のことをパパと呼ぶのだ。この女の子が僕の2つ目の悩みであり学園には秘密にしていること。

目の前にいるこの幼女は僕といつの間にか契約していることになっていた精霊なのだから。





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えー、どうも懲りないバカこと作者です。名前変えようと思ってます。(理由はリアルでこの名前がバレているから)

まぁ、なんか考えていつの間にか替えときますので検索出来なくなる前にフォローとかしちゃってください。むしろお願いします。

完全にノリで書いていたメインシリーズが完全に迷子担ってるのでどうにかできるまではこちらで時間稼g....物語をお届け出来たらなと思うのでよろしくお願いします!

それでは次の更新は現状未定ですができるだけ早めに出せるように頑張ります!それでは!





























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