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  • ダムに沈んだ大切な居場所。
    もう、帰れないじゃない。
    そこに見えるのに。


    渇水したダム湖。
    水が欲しいの。
    正直じゃないわ。
    愛でしょう。

    沈んだあそこに残してきたんでしょう。
    そう、あそこにはあったの。

    返してくれない?
    返してよ。

    そんな風に感じました。

    作者からの返信

    菜の花のおしたし様。こちらもご訪問して下さり、ありがとうございます。ダム湖をイメージしてくださいましたか。するとタエトは水神様の感じですね。詩に答えやメッセージはないものと思いますので、イメージや情景をふくらましていただければ成功です。うれしく思います。

  • とっても素敵な詩ですね。
    リズムが良くて、読みやすくて、心が揺れるような言葉が沢山並んでいます。
    抽象的な絵画を見て、心が震えるように感動します。
    自由律の詩って書こうとすると、とても難しいのと思うのです。
    特に綺麗な言葉を集めても、結局、中途半端な小論文みたいになってしまいます。
    自由に美しく言葉をつなげられる方を見ると、少し嫉妬の感情を抱いてしまいます。
    美しい詩をありがとうございました。

    作者からの返信

    お読み下さり、またお褒めの言葉もありがとうございます。どこまで書くかということが一番難しいですね。足りなくてもいけないし、書き過ぎてこてこてになっても失敗。「なにを言いたいのか」はあえて書かないということは、西脇順三郎さんの詩論を意識しています。

  • こんな儚くも美しい詩を描けるなんて
    羨ましいです。

    「Azumi 野の空」は、
    あの安曇野ではなかったんですね。
    でも、ほんのりと香りが届いてきました。

    作者からの返信

    お読み下さり有難うございます。「儚くも美しい」とのお言葉、たいへんうれしく思います。安曇野の地方、どちらかというと雲が多く変わりやすい空で、コバルトブルーの印象はないですね。清らかな水のイメージだけで、言葉をお借りしました。詩の初めに浮かんだ言葉は、なかなか捨てられないのです。

  • コバルトブルー、色は美しいですが
    コバルト60は、人工放射線……

    美しく切ないものを感じさせられます。

    作者からの返信

    お読み下さり、お言葉も有難うございます。終末の一場面を意識していたかもしれません。「美しく切ない」と言っていただきうれしく思います。詩物語は動き始めたら、こちらがついて行く感じですので、いつもまとまりがなく終わります。でも手を加えると死んでしまう。澱む水に浮かぶミジンコみたいです。


  • 編集済

    純文学の詩……そんな言い方があるかどうか存じませんが、研ぎ澄まされ透徹した表現に惹きこまれ、否応なく〈底のそこまで〉連れて行かれそうです。

    〈Azumi 野〉は安曇野でしょうか。
    だとすると山葵田の湧き水の底?

    短詩型は、俳句→短歌→詩の順で自由度が異なると存じますが、なにも縛りがない詩がもっとも難しいので、@aono-haijiさんを初めとする詩人さんに深甚なる敬意を抱いております。

    作者からの返信

    お読み下さり有難うございました。Azumi 野はきれいな水のイメージだけで、具体的な場所はありません。言葉が浮かぶと、それを優先してしまいます。立ち止まって考えると、流れが止まってしまいますので、とりあえず短時間で書いてしまい、2,3日ほっといて、見直してみておかしな所を直すというやり方です。「どんどんつぎつぎ」という変なオノマトぺーも代替案が浮かばず初案のままです。苦しまずに、リズムに乗って楽しく書くことを心がけています。

    編集済