1-1章 未知との遭遇そして、仲間を手に入れる

元魔王 未知との遭遇

 さて次の任務を選んで行くか。


「えぇと次は(洞窟に響く怒号)か。どんな奴がいるんだろう。」


 とりあえず洞窟に向かってみるか。


 歩き始めてから結構立つ。結構といっても30分くらいだけど。


「洞窟の場所って一体どこだよ。マップ見てないから全然わからないし。」


 そう喚きながらも、洞窟へ向けて歩いた。


「ん。あそこの大きな穴がある。いったい何だろう。なんか乗ってんのかな?マップに。とりあえず、マップオープン!」


 なんと、マップを見ると、そこは向かっていた洞窟だった。


「いや、どうして洞窟の入り口が下向きにあるの?これ洞窟じゃなくて、穴だろ!」


 そんなツッコミはさておき。中に入る(落ちる)ことにした。


 落ちた先にはきれいな湖があった。その先になんかいる。あれはなんて言うんだ?なんだろう。なんか色々な文字が細い縦長の穴から出ている。これが任務対象?


 え、こんなのが本当にこの洞窟に響くほどの声が出るのか?


 すると突然、さっきまで舐めていた奴が目を覚ました瞬間。驚愕した。だって本当にこの洞窟中に響く声が出たのだから。


「HAIEHAIOSHFIEGHSEGHIRHIEHFGRSIAOGROIYHGOIRGFHAOIWETHGHAIGHIAOHGIHIEGHSGIOBHSOIHGDIOAHIHGIOHIOEAHPHWOPHGAWPOWHOGHAIPRFDHGIAHGOIFHASIGDHAHO!」


「何言っているの分からないが、取り合えず攻撃しているか。まずは、影食い!」


 新しい技は見事に命中したように見えたが、まったく反応すらしない。まず効いてな

 い気がしてきた。


「効かないなら、闇槍!」


 ドゴォォン!


 やっぱりこの技使った後のすごいな。うるさすぎる。


「HAJHJKDAHKJGHAKJDHGFKJAHKJSHDJGAKJDHGKJAHDFGJK」


 また訳の分からん言葉を発して消えていった。


「とりあえず確認するかー。ステータスオープン」


 ステータス

 レベル 130

 武器 木の剣

 防具 布の服 布のズボン

 魔法 闇の波 影食い 闇槍 魔法探知 鑑定 自動回復 闇の炎 闇の雷 極炎  魔法統合 闇のオーラ 記憶改竄 ブラックホール スキル鑑定 弱点鑑定

 称号 転生者・・・経験値が通常の10倍になる。 

   勇者・・・剣での攻撃力が10%上昇する。

   ギルドの一人・・・地図に任務の場所が表示される。

   未知の魔物を討伐したもの・・・未知の魔物へも威力が400%上昇&討伐時の経験値400倍

 攻撃力 652

 防御力 438

 魔力  1673


 おいおい、いくら何でも上がりすぎだろ。あいつ一体で。てか、記憶改竄ってなに?俺は要らないんだけど?あーでもそっか。俺元魔王だしあってもしょうがないか。自分は使わないけど。


「さーて次どこの任務行こうかな?ん?後ろにとてつもない気配を感じる。これも魔法探知のおかげか?ここは焦らず。」


 後ろにくるっと半回転をし、


「お前、何者だ!」


 そこに一人の人(?)がいた。


 するとその人(?)は


「お前こそ何者だ。さっきまでおったあの未知の生物はどこに消えた?それともお前が取り込んだのか?」


 その人(?)は質問してきた。


「俺はただギルドの任務でここに来ただけで、あの未知の生物は攻撃したらどっかに消えた。どこに消えたかは知らない。で、お前は誰だ?」


「私はとある国のギルドに入っている賢者だ、お前はさっきギルドと言ったな。私はここにいるとされる怒号を発する生物を討伐しに来ただけだ。まさか、それをお前が討伐したのか?」


「ああ、そうだけど。先にあなたの獲物をとってごめんね。賢者さん」


 その賢者と名乗る人は深くフードを被っていて、ローブを羽織っている。とても賢者らしい賢者だった。


作者のツッコミ集


あんな適当にやってよよかったのかな?いくら未知の存在とはいえ、あれでよかったのかな? コメントで教えてください!

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