第4話

案外俺は男子の嫌がらせ済んだ。多分女子は俺と可能な限り関わりたくないのだろう。だがしかし!!


 「アンタ、こんなクズに懐かれて最悪ね」

と言うA


うぅ、痛い所付いてきやがった。


 「本当よ」

ご褒美頂きました


 「別にアンタに同情とか求めてないし」

あれ、ツンデレ?


 「私もそうは思ってない」


 「そう、つか本当にその長い髪どうかしたら」


「ストップ!!」

 

 そして俺にスイッチが入ってしまった。


ーーーーーーーーーー


 「はぁ、」


どうやら、教科書がないようだ。


 俺はシュッと机に置いた。


 花井さんは俺を見る


 ぐー!!


 「はぁ??」


クラスメイト俺達を見て笑っている。


 「これ、かえ」


「先生!!教科書忘れました」


「そうか、じゃあ隣に見せてもらえ。あといちいち言わなくていい」


「はぁーい」


「失礼しますね」


「アンタ、何?自作自演してるの?」


「花井様の近くに来るためです」


「様っ?つか、キモィ」

ご褒美授業中でも頂きました! 


 こうして、授業前、もしも花井様が教科書が隠された、俺の教科書を貸し続けた。返そうとしたら、俺は手を挙げて、返し辛くし続けた。


ーーーーーーーーーー


 だが、勿論俺も教科書を隠されることがあるんだよ。


 そんな時は、普通に教科書無しで頑張る。



 だがしかし、たまにいる持ち物忘れた成績を下げる先生の時に、花井様と俺が同時に隠されたら、


 「花井教科書は?」


「先生・・・!!僕の忘れた言い訳を聞いてください!!」


「ほう」


「実はきのう」


そうして注意を逸らして、なんとか防いで来た。

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