宇宙猫~這いよる僕のラグニャロク~
サンサソー
設定資料集 (随時更新)
◇世界観や場所◇
【孔】
いつの間にか、神々の世界群の狭間に生じていた大穴。
神々の間に広まる噂によれば、穴の中には極上の楽園が広がっており、財宝も神器も溢れ、豊富なエネルギーが満ちる楽土であるらしい。
しかし、その孔から覗く瞳を見たという神もいる。
【神】
世界創世を行う全能の最上位者たち。
信仰を己の力としており、他世界を下し自身の世界に統合すると権能や神核が高まる。
また、自身を知る者がいれば例え死した後も復活するなど人にその存在を依存する場合がある。しかし世界さえ残れば人が全て死に絶えようと現界しつづけることができる。
いつから神が存在するのか。信仰するだけの人々はもう忘れてしまった。
神の治める世界群は『神の名+ヴァース』の名で呼ばれる。
【五大神】
神々の中で最上位に位置する五柱の神。
全能の格は他の神々とは一線を画し、しかしそのどれもが全能を謳わない。
神々の世界戦争を興した立役者であり、悪戯な世界破壊を許さない調和を司る。
【世界】
既存の宇宙郡から天界や魔界などの異界や異なる次元に至るまで全てをひとまとめに表したもの。これらが複数集まったのが
の順でより上位にあると言われている。
【ネコサマヴァース】
『孔』の中に広がる猫神〇〇〇〇が治めし世界。規模で言えば
【シモザヴァース】
シモザの治める世界群。凄まじい技術力を持ち、他世界を次々と侵略し統合したことで遥か高度の次元までを観測し利用する術を持つ。しかしその元の一部となった魔力や超能力などの力を下等世界の産物として卑下し、結局エネルギーを用いることのみに終わった。
また、生命を冒涜するおぞましい営みが貴族間で常用されていた。
◇人物◇
【ネコサマ】
ネコサマヴァースを治める猫神。神名は別にある。
何事にもマイペースな巨猫で、その声には人を包み込み心を溶かす効果がある。ネコサマヴァース全ての人にとっての心の拠り所。
オス猫メス猫両方に関連する権能を持ち、オス猫の時は太陽、メス猫の時は豊穣の神となる。その他のご利益も数多く、住民たちを幸福に導く招き猫でもある。
このネコサマを測定すると22万次元と表示されるが、バルトアンデルスの見立てではそういったものの中に何者かによって押し込められているとのこと。
【セバスチャン】
ネコサマの神殿にて執事長を務める人間。仕事時と私生活の口調がかけ離れており、初めて酒盛りに誘われた使用人たちは普段のキッチリとした様子から一変した様に驚くことになる。
執事長を務めるだけあって戦闘能力は凄まじく、宇宙代表にも匹敵するというがキャットホームが平和なので披露する機会がない。
アルヘイムとは友人関係でありよく酒を飲む仲。しかし大抵飲み比べに発展し、未だ勝利したことはないらしい。
【アルヘイム】
ネコサマヴァース第三宇宙代表。リリーお嬢様に使える老騎士であり、第三宇宙の守護・運営を行っている。
その戦闘力はグレイブを振り回すパワー型であり、宇宙空間や虚空空間であっても活動することができる。
ネコサマを悪猫と呼び、嫌っているがなにかに感謝している節がある。
【クレア】
ネコサマヴァース第三宇宙代表。老騎士アルヘイムの主人であり、超大質量ブラックホール内にある特異惑星ラジリスに住んでいる。
代表といっても仕事は全てアルヘイムが片付けており、彼女自身は日々楽しく遊んで過ごしている。戦闘能力は皆無。
【フェイタル】
ネコサマヴァース第四宇宙代表。上位者狩りと呼ばれる神殺し。何故か神やそれに類する上位者に憎悪にも似た敵意を向けており、第四宇宙運営の合間に『孔』の外で世界を破壊し続けている。
しかし何故か神であるはずのネコサマには親愛を向けており、毛並みに包まれると多幸感によって動けなくなってしまう。
コードと呼ばれる世界を構成する要素を暗号化したものを用いたチート戦闘を行う。しかしそれはただの舐めプ、エネルギーなどを用いた普通の戦闘の方が得意であり、ネコサマすらも凌駕するネコサマヴァース最強者。
【バルトアンデルス】
ネコサマヴァース第二宇宙代表。正式名称は『超重質量幻象金属体フェクトクリスタル製完全自立型決戦兵器バルトアンデルス=オメガ』。
何処で作られたのかも不明な機械であり、シモザヴァースの技術力の結晶であるゼノメタルの完全上位互換であるフェクトクリスタルで作られており、神々の世界群の外側から飛来したのではと囁かれている。
現在は負傷とエネルギー枯渇によって休止中であり、ティアナ・オールディックとマリア・オールディックによって修理が行われている。
【シモザ】
シモザヴァースを統括する主神。人を導かず、人に全てを任せる放任主義。それは人の力を諌めないことで暴走させ、急速に世界を発展・成長させるためだった。
元は有象無象の下級神であったが、世界の発展と自身の神核の向上によって五大神に最も近づいた神となった。
【ティアナ・オールディック】
シモザヴァース第1宇宙首都イライザにて、二大財閥の一角オールディック家の第一公女。家長を継ぐために日々努力を惜しまなかったが、凄まじい才を持った妹と庶民によって折れてしまい何もかもを失った時にネコサマと出会い改宗した。
シモザヴァース滅亡の際、ネコサマによってネコサマヴァースへと移住。妹と共にバルトアンデルスの起動作業に精を出している。
【マリア・オールディック】
シモザヴァース第1宇宙首都イライザにて、二大財閥の一角オールディック家の第二公女。神に愛された神童と言われていたが自らの才に溺れず、時期家長候補であるティアナを支え続けた。
ネコサマからの要請を受けて家から追放されたティアナに助力、シモザヴァース滅亡を悟りネコサマヴァースへと招待された。
現在はティアナと共にバルトアンデルス起動作業に精を出している。
【邪神テトラー】
神々を殺し、世界群を滅ぼす破壊者。悪神とも呼ばれ、この世すべての悪を司ると言われているが詳細は不明。
黒い猫耳と尻尾を持つ男神であるが、自身を神とは称さず醜悪な化け物だと自嘲する。
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