読み切り
猿ザルしい女
脱出
俺(アシュ)は運が良い男の子(幸運児)だ。
数日前、名前も住所も書かれていないところから手紙が送られてきた。
それは
「この手紙が送られてきた人は6月6日に◯◯にある◯◯◯という場所にこい。
こなければ殺す。」
そう書かれていた。最初は嘘かと思っていたが、それは本当だったらしい。
最近家で女性が亡くなっていたというニュースが流れてきた。
警察がその亡くなった女性の家宅捜査をすると手紙が出てきたらしい。
それは俺が前届いた手紙と全く一緒だった。
俺はこのニュースの事とその手紙を送られてきた事を友達に連絡した。
数分後、返信が返ってきた。
3人の友達から自分も受け取ったと言っていた。
俺は明日話会いたいからいつも飲みに行っているカフェに来るようにと言った。
当日、みんなが集まった。ちなみに友達は大学のラグビー部でオフェンスをしている人(オフェンス)、機械について研究している女の子(機械技師)、絵を描く仕事をしている人(画家)をしている。
俺は早速話を持ちかけた。
幸)「みんな、手紙に書かれている日にちは何日?」
3人とも6月6日と答えた。
どうやら一緒だったので少し安心した。
幸)「みんなこの脱出ゲームに参加したいと思うか?」
機)「参加したいわけないでしょ!」
怒ったような口調で答えた。
オ)「でも参加しなきゃ殺されるかもしれないだろ」
画)「確かに実際起こったことだし」
幸)「俺も参加した方が良いと思う、俺らならクリアできると思うし!」と軽はずみな感じ言った。
しかしそれは最悪な事態を招く。
6月6日当日、俺らは◯◯◯に集まった。
少し霧がかかっていて見づらかった。
すると男の人が現れて脱出ゲームの説明をしてきた。
仮面をかぶっていて大きなサメの形をした棒を持っている大男から逃げろ、
そして5台の暗号機を解読すればゲートが開く
と言われた。
説明が終わると男の人は消えていった。
数分後カウントダウンが始まった。
3
2
1
始まったらしい。
俺らは廃れた工場みたいなところにワープした。
近くに暗号機がある。
解読しよう。
「カチカチ、カタカタカタ、ガシャ」
暗号機を解読していたらロボットと出会った。
多分機械技師が遠隔操作しているのだろう。
あっという間に暗号機が上がった。
そして違う暗号機を解読しようとして走っていたら、
画家がハンターに追われていた。
助けようとしたが、どうすればいいかわからない。
考えている間画家が殴られてダウンしてしまった。
そのまま風船にくくりつけられて、椅子に拘束されそうになったが
オフェンスがダッシュしてきてタックルした。
するとハンターは壁にぶつかりスタンした。
そのまま機械技師が暗号解読を終われして、
脱出することができた。
読み切り 猿ザルしい女 @ashurataityou
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