第6話

痴漢事件の時に、ある意味でクラスで唯一信じた女



 私は人間関係に悩む姿がとても好きだった。だから他人を虐めたり、嘘で人間関係を崩壊させたりして楽しむことがある。


 そして前に、私は密かに面白そうな奴を見つけた。


 森島 夏希 彼は普通の人間かと思ったら意外と勇気と積極性、正義感を持っているようだ。

 前に私の道具に逆らっていた。あれは普通の人ならしない。


 ああいうのはリアクションが激しくて面白い。何よりああいうタイプって、自分が責められると自分の正義感が暴走して面白いんだよなー、


 私は何か良いことはないかなと思った。


 それは痴漢事件。


 めっちゃ面白いことになった。


 そして、全力でクラスメイトが彼を責めている。これはどう正義感が暴走するか楽しみだった。


 彼はきっと嘘をついてない。


 

 そして、放課後私は調査する。


 「ねーねぇ、ここ見て!!ここ」


「ウケるんですけど、これあげようっと。」


いやー、面白そうな事になってきた!!


 私はこれから人生で一番楽しい時間になると思っていた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る