第10話 遠い日の思い出

最近、俺はユリナちゃんのお仕事関係で動く事が多い。


ユリナちゃんの体内へと入り、生前の頃を思い出したり。


さて、とあるマンションの憩いの部屋に行った時の事。


その部屋はマンションに住む子供達が多く、友達同士、ゲームや、勉強らしき事をしていた。


その様子を彼女の目を借りて見ていた俺は、一組の5,6人の集団を見つけた。


男の子ばかりだ。

歳はどれくらいだろうか?

中学生、高校に上がる前くらいか。。


なんだか、楽しそうにお喋りしたり、

又、勉強をしているのか、参考書やノートかな?

そんな感じな物が見えた。


彼らに暫く釘付けになった俺。


彼らを見ながら、

遠い日の自分自身の姿を思いだす。


生前、俺は彼らのように

仲の良い友人達と他愛ないような会話やら、お菓子やジュースだったか

食べたり飲んだり。。


なんだか懐かしい・・・


友人って、、大事だよな。。


彼らを見ながらポツリと言えば

隣にいた仲間からの

ハグが待っていた・・・


今は、仲間に囲まれ幸せな俺だ。。

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