第10話 遠い日の思い出
最近、俺はユリナちゃんのお仕事関係で動く事が多い。
ユリナちゃんの体内へと入り、生前の頃を思い出したり。
さて、とあるマンションの憩いの部屋に行った時の事。
その部屋はマンションに住む子供達が多く、友達同士、ゲームや、勉強らしき事をしていた。
その様子を彼女の目を借りて見ていた俺は、一組の5,6人の集団を見つけた。
男の子ばかりだ。
歳はどれくらいだろうか?
中学生、高校に上がる前くらいか。。
なんだか、楽しそうにお喋りしたり、
又、勉強をしているのか、参考書やノートかな?
そんな感じな物が見えた。
彼らに暫く釘付けになった俺。
彼らを見ながら、
遠い日の自分自身の姿を思いだす。
生前、俺は彼らのように
仲の良い友人達と他愛ないような会話やら、お菓子やジュースだったか
食べたり飲んだり。。
なんだか懐かしい・・・
友人って、、大事だよな。。
彼らを見ながらポツリと言えば
隣にいた仲間からの
ハグが待っていた・・・
今は、仲間に囲まれ幸せな俺だ。。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。