第2話 天才少女

「おねーちゃん!おねーちゃん!」

「なに?」むにゃ

「おねーちゃんおはよう!!お腹すいた!」

「おはよう桜、朝から元気だね〜待ってて、今からご飯作るから。」ふあぁ

数分後 食卓

「桜〜ご飯出来たよ〜」

「わ~い」ダッ

「じゃあ手を合わせて」

『いただきます!』

――――

『ごちそうさまでした!』

「じゃあ桜、私お皿洗ってから出るから。学校行ってらっしゃい」

「はーい!行って来ま〜す!」

「気をつけてね〜」

――――

「さて洗い物も終わったし奏のとこ行きますか〜」

玄関先

「お母さん、行ってきます。」ガチャ

「おや、凛ちゃん、おはよう学校頑張ってね〜」

「おばちゃん!おはよう!今度またお菓子作り教えてね〜」

「はいはい、行ってらっしゃい。」

「行ってきます!」

――――

奏の家の玄関先

「奏〜おはよ〜」

「凛、おはよう」

「じゃあ行こっか!」

「うん」ニコッ


花咲凛はなさきりん

勉学、スポーツ共に優れた才能を持った天才少女

勉学やスポーツ以外もやればなんでも出来てしまう、だけど才能を持ったからと言って決して努力を欠かさない努力家。しかし精神が不安定で成績が落ちたりすると病み、奏に慰めてもらっている。

奏に母の面影を感じ密かに思いを寄せている。

幼い頃に親が離婚し母に育てられ、その母も中学の頃に亡くなり、今は妹の桜と二人で暮らしている。




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