第19話 虐殺

 俺はざっと13人の人に囲まれている。

 多分冒険者だ。


 なぜこうなったのか…そう、あれは5日前




『レベルがどんどん上がるぜ!!』


 それにしても、この森はゴブリンしかいないな


『おっ! なんか動いたぞ!』


 ゲギャグギャ ギャ ゲギャ


『またゴブリンかよ。』


 俺は何時間もゴブリンを狩っているが

いなくなることは無いんじゃないんだろうかというほどそこら辺にいる。




 3日後


『今日もゴブリン狩りかな』


 今日は前に冒険者がいたところら辺に行ってみるか。


 7分後


『ん?もう着いたか。』


 前に来たときよりもタイムが3分も縮んだぞ。


 こう思ったら成長してることを実感できるな。


『ン?』


 向こうの茂みからかな、ゴブリンの足音にしては大きいような…


「うわぁぁぁ!!」


「何だ!?」


「例のサソリだ! サソリが出たぞ!!」


 どうやら俺は有名なようだ。


 ざっと4人かなさっさと殺るか。



 16分後


『ふぅ~…終わった。』


 何かがおかしいな俺はこんなにも好戦的だったかな。


『いや、そんなことよりも殺したならその後の処理もしないとな。』


 



 なんだろう自分が人間に対して恨まれることなんてしていないと思っていたが…

 思いっきり殺っているな。


 ということはこの人間たちは俺かこの森かの調査隊といったところかな。


 どっちにせよ


『殺す。』


 俺はまず一番近くにいたチャラそうな男の首を切断した。

 次に声をあげていた司令官っぽい男の首を切断した。


【ファイヤーボール】


『なっ!?』


 魔法だとっ俺はこの魔法を受けきれるのか


 ドンッ


「やった!」


 爆炎がまい、サソリの姿は見えなくなった。それに魔法を使った少女は喜んでいた。


 しかし、


『案外耐えれるものだな、魔法!』


「なっ?!」


 サソリは無傷で生きていたのだ。


『魔法を使ってくるのはダルいな。

 先に殺すか。』


 俺は先程魔法を撃った少女と多分魔法を使えるであろう者たちを全員殺した。


 そこからはただの虐殺だった。


 俺が近づくたびに泣き喚き命ごいをする人間が増えて、死んでゆく。


 そこは地獄のようだった。


 そして、少ししてからそこからは人の声がしなくなった。


『終わったか。俺はもう人間ではない。

だが、何も目標がない。』


 ならば!


『俺はこの世界で最強の生物になる。』


 こうして、おれの目標がきまった。


 それと同時にこのダンジョンに面している

国には衝撃の事実が知れ渡った。


____________________


どうも作者です。読んでいただきありがとうございます。


【次回、国の異変】


今回の物語に登場した人間が所属するく国の

してんです。


それでは、次回も読んでいただけると幸いです。

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