素朴かつ温かみのある文体

本連作は物語性を強く重視した作品に仕上がっており、読者はスムーズに作者の足跡を追体験することができる。一度の挫折を経て再び手話を学んだ日々が素朴かつ温かみのある文体で完成度が高く綴られている。

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