第24話 ロコちゃんとレイクちゃん
ロコちゃんはプードルのワンちゃんです。
レイクちゃんは猫ちゃんです。
ロコちゃんは甘えん坊さんで私がお世話に行ってお部屋のドアを開けると後ろ足で立ってしっぽをこれでもかというくらい振って歓迎してくれます。
しばらく興奮が続いて「寂しかったよ、寂しかったよ」と訴えます。
ロコちゃんがソファーに乗ってこっちへ来てよ!ってするので私がロコちゃんの横に座ると
ゴロンしたり膝に乗ってきたりして甘えます。
しばらく甘えるとやっと落ち着きます。
その間レイクちゃんは少し離れたテーブルの上でお座りしてこちらを見ています
レイクちゃんはとても静かな猫ちゃんです。
私がロコちゃんのトイレとレイクちゃんのトイレをお掃除してご飯の器を洗って、給水器の中を洗ってご飯を用意してセットするまでロコちゃんはリビングで伏せていたりキッチンを覗きに来たりしています。
一通り終わってからおやつにしようか?って私が言うとロコちゃんはキッチンの入り口まですっ飛んできておやつを選んでいる間、早くちょーだいよ、早く!と鳴いています。
おやつを食べる時は本当に可愛くて、
ちゅーるをご飯の器に絞り出しロコちゃんの前に置いて、待て!って号令をかけるとササササ!と50センチぐらい後退して、伏せて待ちます!
その間ももう興奮状態で、早く食べたくてハーハー息をして体をムズムズ動かして、何度も立ち上がりそうになります。
何度か伏せをやり直すともう我慢できないよーって感じです。
よし!って言うと、走ってきて一瞬でちゅーるを食べ終わります。
味わってなんかいられないのがワンちゃんですね。
次にレイクちゃんのおやつタイムです。
レイクちゃんもちゅーるです。
キッチンのカウンターに乗ってきてくれると柵がありロコちゃんはキッチンには入れないの与えやすいのですが、なかなか来てくれない時は
レイクちゃんがお座りしているリビングのテーブルの上で与えます。
レイクちゃんのおやつがロコちゃんは羨ましくてずっと吠えているのでレイクちゃんがなかなか近づいて来てくれない時もあります。
やっとレイクちゃんが来てテーブルの上でちゅーるを食べ始めると
ロコちゃんがテーブルに前足をかけて食べたがります。
レイクちゃんはちゅーるを少しずつ絞り出して直接食べるのでちょっと時間がかかります。
その間ずっとロコちゃんは鳴いています。
レイクちゃんも気が気じゃないと思いますが私も必死です。
まさかロコちゃんが椅子によじ登ってテーブルに乗ってこないよね...とか思いながらちゅーるを食べさせます。
おやつタイムが終わると少しホッとします。
ロコちゃんも静かになってしまいます。
その後ロコちゃんと少しだけお散歩に出てお留守番の気分転換をします。
お散歩から戻るとビスケットをちょっとだけ食べるのがロコちゃんの楽しみです。
その頃にはレイクちゃんはどこかでお昼寝しているのか姿が見えないことが多いてす。
ワンちゃんと猫ちゃんはちゃんとお家の中で棲み分けて暮らしているのですね。
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