第8話サスケくんのこと

サスケくんのこと

サスケくんは小型の柴のワンちゃんです

人懐こく優しいワンちゃんです。

お庭にある建物の中にサスケくんの小屋があり夜はその中で眠ります。

お散歩が大好きです。

田んぼの中を走るようにして早足で歩きます。

リードをいっぱいに長くすると道から土手を下りて下にある田んぼの中を走ったり、また上がってきて草の中を走ったり自由気ままにお散歩コースを楽しみます。

時には土手の枯れ草の中に鼻を突っ込んでを顔を全部草の中に入れて、ふん!ふん!と頭を動かして何か探ります。

中に何かいるのでしょうか?

オシッコの後は後ろ足で思い切り草を蹴散らします。

お散歩たのし〜!って感じです。

秋になるとサスケくんが歩くとイナゴがビックリして草のなかや田んぼから飛び出してきます。

サスケくんはイナゴを見つけた瞬間にジャンプして前足で押さえてパクッと食べます。

シャリシャリと音がします。

最初見た時は本当にビックリしましたがお家の方に報告するとサスケくんはイナゴが大好物だそうで安心しました。

それからサスケくんがイナゴを獲るのを見たくてイナゴ出てこないかなぁ〜と心待ちにしてお散歩しました。

猫ちゃん顔負けの速さで狩をする様子は面白くてたまりません。

大好きなお散歩が終わるとお家に帰ってご飯をたべます。

サスケくんはご飯よりおやつの白菜を楽しみにしています。

お家の方はご旅行が長い時はサスケくんの食べるおやつの白菜を切ってジップロック3個ぐらい用意して冷蔵庫に入れておいてくださいます。

冷蔵庫を開けるとサスケくんは期待に満ちた表情でお座りして待っています。

一切れずつ待て!とよし!を繰り返して私の手のひらに一握りくらいの白菜を食べます。

いい音をさせて美味しそうに食べる様子は見ているとワクワクします。

おやつを食べ終わるとサスケくんの本日の楽しみが全て終わりです。

サスケくんはお庭で佇んでいます

私が帰ることも分かっていてとても寂しそうな顔をします。

サスケくん、いい子で寝んねしてね、明日の朝また来るよ、と言って帰ります。

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