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「ねぇ・・・普通に話さない?」




凛さん37歳が、身体が繋がったまま話そうとしてくる。

お互い呼吸は整ったけど・・・。




「離れるのは怖いからやめよう。」




そんなよく分からないことを言ってくる。

それには笑う。




「話してる途中で動かないならいいけど・・・。」




「こうやって?」




「・・・っやめてよ!!!

本当にどうしたの!?

そんなにドSなんて知らなかったから!!」




「俺も・・・。

でもよく考えたら、そうじゃなきゃ弁護士もやっていけないよね。」




「優しい顔して優しい言い回しで厳しく攻めてくるもんね。

この時と一緒で怖いから・・・。」




「あんなに喜んでたのに?」




凛さんがまた意地悪な顔で笑ってくる・・・。

それで別に嫌いにはならないし、むしろ・・・まあ、確かに喜んでいたのかもしれないけど・・・。




「そもそも、何で突然私に頑張りだしたの?

中学1年生の頃から知ってるから~とか言ってたのに。」




ここまでされると妊娠していそうなので、そこは確認しておく。

これから1人で子どもを育てていくことになるかもしれないし、それだけは聞いておこうと思った。




なのに・・・




「日曜日にお父さんとお母さんと会うし、その時に話すよ。」




「え!?来るの!?

私は断りたいんだけど!!!」




「そうなんだ・・・」




そう言って、また・・・




「ねぇ・・・話はどうしたの!!?」




「俺、本当に死ぬかと思ったからね。

その前に子孫を残さなければという本能かもね。」




凛さんの布団の上、何度も飛んでいる意識をまた強引に引き戻される・・・。




「悠ちゃん、まだ起きててよ・・・っ」




「ャ・・・っ」




私からはそんな小さな声しかもう出なくて、私の口からはもう何の声も出せないくらいで・・・。




「ごめんね・・・なんだか、全然おさまらない・・・。

俺の一生分の欲みたいで自分でも怖いな・・・」




凛さんがそう言った後、腰の動きが止まった・・・

ホッとして凛さんを見ると凛さんは優しい顔で私を見下ろしていて・・・




「そうか、一生分だね・・・。

悠ちゃん・・・っまだ続くよ?」




そんなよく分からないことを言って、また激しく腰を打ち付けてくる。

私の中はもう変になっていて・・・

敏感すぎることになっていて・・・




少し動かされるだけでも気持ち良すぎるのに、こんなに激しく動かれると・・・




「悠ちゃん・・・っ意識は、ここに・・っっ!!」




意識が飛ぶ・・・。




「しに、そぅ・・・っっ」




私が必死にそう言うと凛さんが抱き締めてきた。




「俺も・・・幸せ過ぎて死にそう・・・っ」






──────規定の関係でカット──────












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