第20話教師が重要参考人!

「直接聞いてみるわ。」別れ際に八代が放った言葉に驚き、「大丈夫なの八代?」深雪が一番に声を掛けた。

「安心しなよ学校だよここは?」


二人が異論を唱え問い詰める場所は、本校舎の南にあるプールと校舎の間の焼却炉の所だと、意見が一致した。

二年坂が野球部の顧問兼監督で有りプールの管理者だから先ずは全校生に怪しまれないと判断した為だった。

 3人は指定した15:30に待っていた。

「二年坂がやってきたのは大きな手荷物が2個と大きく膨らんだ黒いショルダーバッグだけだったが、自棄に慎重に荷物を校舎のフーチンに置いた。

「お待たせしたね。」そう言いながら3人が立っている焼却炉msで歩み寄り一人ずつの顔を見回し、、「さあ、なんでも聞いて下さいよ?」

 晃と同じ体格・・・。奈々子の感想だった。

「先生、私たちが学食に並んでいた事は知っていますか?

「君たちは良くお喋りする子で、私の探している中西は姿を現さず、他校生の5人と連れ立って学食の東側へ移動して行った。

只ならぬ雰囲気を感じた私は、後を付けてみた。」

  2年坂が後を付けると、学食の東側、詰まりは西日の当たらない涼しい場所の秘境と、言うべき場所だったが、そこへ立ち入った2年坂は暫らく様子を伺っていた。

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