永久転生仮想狐

@kouzuki_moka

第1話

「え…当たってる?募集人数1人だったよね?あ…応募人数も1人だぁ。」

そりゃゲームのジャンルすら書かれてないVRゲームの応募だもんねぇ…募集してる会社に行かないと行けないし…あれ?何でこんな怪しいの応募したんだろ?

「ま、いっか。」

え〜っと行かなきゃいけない日って何時だっけな〜?え?今日?時間的に今から行かなきゃじゃん!!

「ヤバいヤバい!!」




「アレ?ここどこ?」

道中の記憶が無い…けど手元のスマホを見ると時間はしっかり経ってる…何が起きたの?

「君が応募してくれたカフェ君かい?」

どうやら目的地には着けてたみたい…

「はい、自分がカフェです。」

しっかりしてそうな大人だなぁ…

「じゃあ説明しながら機器がある所まで行くから着いてきてね。」

もしかしてVR機器大きいのかな?

「分かりました!!」

まぁでも何も問題ないよね?

「実は今回は使うVR機器の使用感も知りたくてね…」

どうやら特別なVR機器みたい…特別って良いよね!!

「だけどゲーム自体もしっかり開発してあるから安心してほしい。」

良かった…

「VR機器のコンセプトとしては寝ながら遊べるVRでね。」

寝ながら遊べる…ホントだったら凄く嬉しい。

「着いたよ…このカプセルの中で寝れば遊べるよ。」

とてもふかふか…気持ちいい…すやぁ



「キャラメイクをしてください。」

え?ここどこ?

「カフェ様…目の前のウィンドウを使ってキャラメイクをしてください。」

あ…ゲームの中か…

「聞こえて無いのですか?」

ん?なにがだろ?

「どうやら聞こえていなかったようですね。」

「うん。」

「目の前のウィンドウを使ってキャラメイクをしてください。」

「わかった…」

最初は種族か…あれ?混血行けるんだ…じゃあ狐の獣人と…転生者なんてものも有るんだ…じゃあアレもあるかな…お、あったあった…じゃあ混血にしようかな…ヨシっ種族は決まったから決定っと…次は…アレ?無いの?決定ボタンが真ん中に有るだけだ…どうしよ?まぁいいや押しちゃお。

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