恋の終わり

恋してトラウマ培って傷ついてその先にあったのが真実の愛なんて常套句を鵜呑みにして。運命信者はプリンセスストーリーを頑なに信じていました。ある晴れた日ひとりの青年が召されました。真っ黒な霊柩車、運命を絶たれたと理解しました。召された青年の名前を彼女は知っていました。それだけでした。

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