NTRエロゲにTS転生してしまった
龍百
第1話
俺は死に、和風エロゲの常闇の棺の世界に転生した
常闇の棺の世界には妖魔と呼ばれる化け物が居て
それを倒す退魔師という奴らが居る
そして主人公は一条家と呼ばれる退魔師の名門の次期当主そして主人公は色んな特殊体質であり
まぁなんやかんやあってヤバい妖魔を倒すってのがストーリーらしい
……まぁ俺も序盤まではやったんだが最初のヒロインが寝取られる所でキモすぎて止めたから詳しいストーリーは序盤しか知らない
で、そんな常闇の棺の世界に転生した
しかも女として
この世界は割と女が浮気してる
主人公の母親も……俺の母親も
まぁそんな事より!力を付ける為にストーリー序盤で主人公が自主練してた異界で能力を確かめる
退魔師の使う霊術は結構派手なのが多いからな市街地で使ったら大惨事になる可能性がある
その点この異界は小さくて雑魚しか居なくてそして異界だから外界に被害がないというまさに自主練に最適な異界であり
俺も意気揚々と異界に乗り込み
一連の能力を確かめてそして主人公と会うまいとそそくさと帰ろうとして
そして主人公と出会ってしまった、主人公は目に影が掛かった男として描かれていたが……存外に面の良い、将来が楽しみになる少年だった
俺はここで死ぬ事も考えた、なんせもし俺がヒロインなら俺はこの少年を裏切る事になる
俺のプライドはそんな事を許さない、だから死のうと思ったが……まぁ思い直した
まだ別に俺もこの男のヒロインと決まった訳でもないのだ、まだそこまでする必要はない
「何者だ、ここは一条家管轄の異界だぞ」
「あー、いや、えーっと、アレだ能力を確かめたくて近場の異界に入っただけだよ」
……やべぇ、これじゃ態々自殺しなくても社会的に死ぬかもな
「……本当か?」
「本当だ、霊術も使える」
「霊術を…!?な、なぁ!それなら俺に霊術を教える事だって!」
そういやこいつは能力をまだ自覚してないんだったか?それなら丁度いい、もう使える筈だし霊術の使い方くらい教えてやるか
「それくらいなら問題なく出来る」
「それなら、俺に霊術を教えてくれないか!?」
「いいけど、かなり時間が必要になるぞ、おそらく一ヶ月は必要だと思う」
「えっと……じゃあ、明日からはまたここに集合!ってことでいいかな……?」
「……まぁ良いか、それじゃあ早速教えるからまずは手を出してくれ」
「えっ?あぁうん……」
「よし、じゃあ霊力操作の方法教えるから反復練習してね、多分必要なのはそれだけ」
まぁ霊術って脳裏に描かれる図柄通りに霊力を通すだけだからな
まぁ俺はチートがあるから強力な能力を簡単に使えるが、普通霊術ってのは難しいほど発動の難易度も上昇する
特にチートなこいつの霊術はヤバかった筈だ
「分かった!でも霊力操作を教えるって……」
俺は主人公くんの手を取る
「……うぇっ!?」
「何の為に手を出させたと思ってるの、このまま霊力流すから体で覚えてね」
「は、はい!」
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